隠れた名湯、名瀑を巡る
31 Jul. 2008
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | 日中はさすがに陽射しが強いね |
所在地 | 福井県大野市朝日 |
移動距離 | 458km |
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いよいよ夏本番の山々
いやはや関東も梅雨明けしていよいよ夏本番って感じですなぁ。こうなってくると家でじっとしているなんてとてもできやしない。でもなぜか今年は特に仕事が忙しい気がするぞ。一時期半狂乱しそうになるほど仕事に追われたこともあって、何が何でも夏休みはいただかなくちゃ。というより、夏しかしっかりとした休みが取れないからね。思い立ったら吉日ということで、ほとんど計画も作れないまま向かったのは岐阜県は平湯温泉です。
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平湯バス停
松本から安房トンネルを抜けると目の前にあるのが平湯温泉。このトンネルのおかげでずいぶんと楽になりましたよ。それにしてもこっち方面は久しぶりだなぁ。まず向かったのは平湯温泉のバスターミナル。このターミナルの3階にあるアルプス街道平湯という温泉施設に立ち寄りですぞ。今日は天気もいいだけあってとにかく登山客がバス停には多いけど、まだ午前中なので温泉にはほとんど人がいません。貸切状態だ。
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平湯の森
続いて向かったのは「ひらゆの森」という温泉施設。ここは宿泊施設としても利用されていますが、日帰り入浴としても人気の高い温泉施設なんですねぇ。前々から来たかったのですがついに念願が叶いましたよ。玄関は築300年という古民家を移築したものらしいですが、とにかく雰囲気がいいぞ。そして内湯もいいし、露天は広くて湯舟もいっぱい。なるほどこりゃ人気があるのがうなずけますなぁ。
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平湯の森露天
ここで気になったのが温泉の印象。先ほどのバスターミナルは、この施設のすぐ隣。隣といっても200〜300メートルぐらいは離れているけどね。先ほどの湯は薄茶色に濁っていて鉄分いっぱい+炭酸っぽい風味があったけど、こちらは無色OR青白く白濁で硫化水素の臭いがプンプン+湯の華がいっぱい。ずいぶんと印象が違うもんですなぁ。温泉って本当に不思議ですなぁ。
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スキー場
平湯から高山方面に向かってわりとすぐ、飛騨ほおのき平スキー場にやってきたぞ。もちろんスキー場は完全にシーズンオフだけど、意外にも沢山の車で駐車場が賑わっているぞ。どうやら乗鞍へのバスターミナルがあるので、そちらが目的の車らしい。この周辺にはあまり人がいないくて、まさにシーズンオフのスキー場。そこで向かったのはゲレンデの目の前にある「宿儺の湯」という宿泊施設にある温泉。
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まくら
ここは宿の温泉施設ということで、けっこうシンプルな浴場なんだけど露天風呂がなかなかいい雰囲気だぞ。なんといっても目の前がゲレンデだからね。露天からの景色が何とも解放的なのさ。スキーシーズンじゃないので単なる山だけど、冬はけっこう面白いんじゃないのかな。でも逆に丸見えってことだから注意が必要か? それから休憩室には座布団に加えてそれぞれ枕が用意されていたぞ。いやはや、ついつい横になってしまうよね。寝たいけど、たぶん寝たら熟睡しそうなのでやめときます。(苦笑)
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庚申碑
国道158号線を高山方面に走り、国道361号線にぶつかったところで、何やら気になるものを発見。気になるというか崖のところに何かあるぞ。近づいてみると崖の中腹に石像があるみたい。下に説明があって「庚申碑」と書いてある。そのすぐ脇には水がポタポタと垂れていて、夫婦清水というのもある。あまり観光化されている雰囲気じゃないけど、ちょっと気になったぞ。
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三十三番観世音像
どうも高山周辺には石像や石仏が多いみたい。というかやたらと目に付くような気がするぞ。車を走らせていると、ところどころに小さな看板を見つけてしまうもんです。でもどれも有名なものというわけでもないようで、小さな説明板しかないけどね。とても気になっちゃいますよ。そんでこれは「三十三番観世音像」。こちらもそれなりに古そうな感じですぞ。
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魚帰りの滝
国道158号線をさらに西へと向かい、荘川町の旧軽岡峠口で見つけたのが「魚帰りの滝」です。たまたま脇道に入ったところで見つけたのだけど、これがまたとても見応えある滝。魚帰り橋という橋が目の前にあるのでそこから眺められるぞ。調べたら名瀑として知られているのだとか。風情ありますなぁ。
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超巨大な水車
荘川には見所がけっこう多いぞ。日本一のそばの里を目指してつくられた「そばの里」というのがあり、ここには超巨大な水車があったぞ。国道を走っていると目立つのですぐにわかるけど、本当にデカイ。写真をよく見ると、水車の右下には小さな水車が並んでいるんですね。この小さな水車が普通の大きさぐらいなのでいかにこの巨大水車がデカイかわかるでしょう。圧倒されますぞ。
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牧歌の湯
平湯方面から一気に岐阜県の反対側にあたる郡上市までやってきたぞ。ここはひるがの高原にある「牧歌の里」内にある「牧歌の湯」。西洋風のホテルのような立派な建物だけど、宿泊施設はないみたいです。ちょうど夕方に訪れたのだけど、意外にも浴室は貸切状態。タイミング良く客がひけたところだった。それにしても古代ローマの浴場を彷彿させるような浴室でなかなかいい感じだぞ。
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ゆったり広々
ここの湯舟は内湯も露天も広くて開放的。優雅な気分で貸切状態を楽しめたぞ。そんなこんなで、本日の湯巡りもここが最後。今日はこのまま岐阜県を後にして福井県に突入。道の駅九頭竜で仮眠することにしたぞ。夏休みはまだ始まったばかり、今年の夏は猛暑のようだけど、さすがに高原はそれなりに涼しくていいなぁ。ということで、本日の予定は終了。また明日。