美味いものと隠れた名湯

4 Aug. 2008

天気	晴れのちちょこっと曇り
気分・体調	贅沢しすぎて後が怖い
所在地	石川県羽咋郡志賀町上野
移動距離	92km

• 曲水温泉

  

  さて一夜明けたところで金沢市内を後にして、向かったのは曲水温泉。湯涌温泉のちょっと下流にある温泉宿の曲水苑にやってきたぞ。やってきたぞと簡単には書いたけど、ここまでの道のりはけっこう大変だった。それというのも豪雨の影響で付近はどこもかしこもメチャクチャ。通行止めもあり凄い遠回りをしてやってきたぞ。

• 緑豊かな露天風呂

  

  果たして営業しているのか不安だったけど、迂回路の手前に「営業中」とあったので行ってみることにした。辿り着くと、川のすぐ近くなんだけどここは高台にあるので影響はそれほどでもなかったみたい。おかげで無事に温泉に入ることができましたぞ。ちなみにここは宿なんだけど銭湯のような気軽に入れる浴場もあるぞ。規模は小さいけどこんな立派な露天付き。

• ゴミ箱のふた？

  

  露天はすごく開放的で気分が良かったけど、真下の川は濁流が流れ、またその爪痕が痛々しかった。早く復興するといいね。さて、面白いのが内湯の湯口。掛け流しなんだけど、温度が高くなりすぎないように注がれる湯をふたをしてそのまま排水させていたぞ。ゴミ箱が被せてあるのでイタズラかと思ったぜ。

• 楽ちんの湯

  

  さて、続いてやってきたのは、金沢市街と曲水温泉の中間ぐらいにある日帰り入浴施設の「楽ちんの湯」にやってきた。見た目はごく普通のスーパー銭湯なんだけど、しっかりと天然温泉しているのよね。中に入ると壁には大きな富士山の絵。「すげぇ」と感心していると、もっと凄いのが温泉の色。なんと真っ黒ですぞ。透明度は15センチくらいだ。

• 楽ちんの湯の露天

  

  その濃厚な色の湯なんだけど、すごくさっぱりとしていて、またツルツル感がすごい。いや、凄すぎる。誰もがうっとりとするほどの魔法の湯なのだ。施設は新しくて綺麗で、料金も安くて、それでいて客がいない。まぁ、真夏の真っ昼間から温泉に入る奴も珍しいけどね。でも、とにかく気持ちいい。超、気に入ったぞ。自宅の近くにこんな温泉あったらなぁ・・・

• かえる

  

  写真だとちょっとわかりづらいだろうけど、石の中央には「楽ちんの湯」と掘られているぞ。楽ちんの湯の入口には、石碑のような石の看板があるけど、その隅にちょこんと乗っているカエルのオブジェ。イメージキャラのようだけど、愛嬌のあるカエルだこと。

• 楽ちん寿司

  

  この温泉施設には寿司屋が併設しているのよね。回転寿司なんだけど、ランチタイムはお得なランチセットがあるぞ。限定15食で600円。うひょ、こりゃたまんねぇ。さらに追加でいくつか廻っている皿をとって、超満腹で幸せの絶頂を味わったのであった。うむむ、安くて美味い。これって大事なことだよね。ますますこの温泉、自宅近くに欲しい。

• 千里浜なぎさドライブウェイ

  

  さてさて満腹になったところでちょいとドライブ。能登半島の付け根までやってきてここは千里浜なぎさドライブウェイ。ここは何度来ても楽しいね。なんてったって海岸に道路があるんだよ。砂浜には交通標識があったり、大型バスが通ったり。ありえねー光景がここではあるのです。今日は夕暮れまでここで遊ぼうっと。

• いこいの村　能登半島

  

  さてさて日も傾き始めたので、本日のお宿へと向かったぞ。ここは「いこいの村　能登半島」という公共の宿。こういう宿ってのがまた一等地に建っていたりするものなのよね。浜からは少し離れているけど、高台の見晴らしのいいところに建つ、大きな宿なんです。当然のことながら温泉もありますぞ。

• 高台からの眺め

  

  まだ日没までにはちょいと時間があるので、部屋から景色でも眺めましょうかね。ここは東京ドーム８個分という広大な敷地を持っているそうで、プールやテニスコート、ゴルフ場、ゴーカート場などがあるらしい。景色もいいけど、設備もいいということで、やっぱファミリー客が多いみたい。それから高校球児の合宿もいたぞ。

• 優雅な夕食

  

  さて、お待ちかねの夕食です。まだまだ夏は始まったばかりなのに、こんなに贅沢していいのですかねぇ。ってことで、食事のランクはちょっと下げました。といっても、これがまた十分なぐらいだぞ。あまり食べ過ぎると肥満になるから注意だよね。つーか、来週は健康診断があるのに・・・。まっ、今更ジタバタしても遅いから、関係ねぇかな。そんなわけでまた明日。