淡路島の渦潮と金刀比羅宮
11 Aug. 2018
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | 暑い、眠い、疲れた |
所在地 | 香川県仲多度郡琴平町 |
移動距離 | 770km |
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異様な渋滞のはじまり
さぁていよいよ夏休みのスタート。今年は四国をプチッと周ってみたいと思う。そんなわけで暗いうちに出発するわけだが、今年はいつもと何か様子が違う。というのもやたらと渋滞が多い。夏休みなので渋滞はいつものことだけど、こんな真夜中に渋滞するなんて、しかも要所要所で渋滞しまくりだ。
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ようやく見えてきた淡路島
そしてようやく明石海峡大橋に辿り着いた。ここまでかれこれ10時間近くかかってしまった。もう明るくなってしまっているし。とりあえず淡路島に辿り着いたところで仮眠でもしましょうか。ここから先はそんなに混雑することもないだろうしね。
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寝起きの温泉施設
2時間ほど仮眠したところで暑くて起きた。すげぇ陽射しが強いし。しかも、渋滞しているぞ。マジか。とりあえず高速を降りて淡路島でも散策しますか。ということでやってきたのは南あわじにある「さんゆー館」というクア施設。田園地帯の中にあるプールと温泉の施設。家族連れがたくさんいるぞ。
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ツルンツルンの温泉
プール客が多いようで、浴場はそんなに混雑していなかった。さっそく長旅の汗を流して湯舟に浸かろう。おっと、何だこの感覚は。ツルツル滑らかを通り越してヌルヌルツルッツルンです。すごくトロみの感じる湯で、スキンローションの風呂にでも入っているみたいだ。こりゃいいね。
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豪華盛りの海鮮丼
さて、風呂も浴びてさっぱりとしたところでランチタイム。福良の港にやってきた。道の駅になっているので観光客でいっぱいだ。そこで食べたのが天羽商店という小さな店の海鮮丼。見た目には器も小さめなので小ぶりかと思いきや、底が深くてボリューミー。観光地価格の割りにはいい感じだったぞ。
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咸臨丸に乗って優雅なクルーズ
道の駅からは鳴門のうずしおを観るための遊覧船が出ているとのこと。橋の上から見ることができるけど、もっと間近で観ることができるなんてすごいな。とても魅力的なので、さっそくその「うずしおクルーズ」に乗船することにした。港を出発すると周囲の小島や景色の説明がはじまって、遊覧スタート。
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大鳴門橋が見えてきた
しばらくして大鳴門橋が見えてきた。まだこのあたりは波もなく穏やか。間近で渦が見れるなんていうけど、大丈夫なのか? 巻き込まれてグルグルまわっちゃうなんてことはないのかな。まぁ、それはそれで面白いかもしれないけどね。まだここからは何も見えない。
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思っていた以上の大迫力
橋が近くになるつれ、何だか波が出てきた。というか橋の真下あたりがヤバイ感じになっているぞ。ピークから1時間ほど過ぎているらしいが、段々と波が激しくなり巨大な渦が次から次へと発生して流れている。これはすごいなぁ。船もグワングワンと揺れているぞ。
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どこへ向かおうとしているの?
クルーズは、行きが20分、遊覧20分、帰り20分でけっこう長い。ちなみに船内の一角には資料館みたいになっていて、けっこう暇をつぶせる。なんだか侍みたいのがいるぞ。そういやこの船の名前は咸臨丸だったな。外観もそれっぽいし、とても面白い船旅だった。
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足湯でほっこり
再び陸地に戻ってきたところで、この道の駅には足湯もあった。さすがに土曜日なのでけっこう混んでいる。でも、すごく施設が大きいのでたっぷり余裕がある。壺のようなものに足を突っ込むものや、円形の流水型、そして細長いベンチ型に手湯もあった。ツルンツルンとした浴感がすごく気持ちいい。
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いざ四国へ上陸
そして先ほど真下から眺めた大鳴門橋を渡って四国に上陸。ここから先はほとんど混雑していないみたいなので快適ドライブ。それにしても今日も暑い。エアコン強めにしていても、直射日光で暑い。そんなわけで先を急ぐことにしましょうかね。
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長い長い階段
そしてやってきたのは「こんぴらさん」。参道入口から金刀比羅宮までは石の階段で785段もあるそうな。こんぴらさんを登るのは3回目かな。今回はかなり蒸し暑い日なので、ちょっと登っていくだけですごい汗だく。こりゃたまらんなぁ。でも、せっかく来たので上まで登るぞ。
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もう少しで到達かな
そろそろ辿り着く頃ではないかなと思ったら、あと133段もあると書いてある。この最後の階段がとても急でキツイ。普段の運動不足が祟ってますなぁ。とりあえず、もうひとふんばりだ。何も飲み物を持ってこなかったのが後悔。あー、喉が渇いた。
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ライスパート
最後は急な階段が待っていたぞ。あとひとふんばりだ。もう汗だくで全身びっしょりだ。靴下がぬれるほど大汗をかいている。とにかく湿度が高いんだよね。なまぬる〜い風が気持ち悪い。上に行けばもう少し爽やかな風が吹いているのかなぁ。足もガクガクしてきたぞ。
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眺めが最高
そしてやっと本宮まで辿り着いた。さっそくお参りをして展望台から景色を眺めて、ゆっくりと過ごそう。なかなか汗が引かないけど、とにかく景色もばっちり、風も気持ちいい。奥に進むと氷柱があって冷たくて気持ちいい。そして塩飴の接待もあって嬉しい心配りだなねぇ。
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この旅の運命は・・・
それではさっそく「おみくじ」を引いて、この度の行く末を占ってみますかね。するとやっぱりいつもの「大吉」。旅行は「計画を十分にたてよ」と書かれている。行き当たりばったりではダメだってことだね。おみくじには「こんぴら狗」のお守りもついていたよ。
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小さく小洒落た宿
こんぴらさんを降りてきて、参道のすぐ目と鼻の先にある「ことぶき旅館」にチェックイン。本日のお宿です。小さくてかわいらしい感じの宿だけど、歴史がありそうな古風な感じ。外国人にも人気なのか、英語で女将さんが対応していた。また、玄関では看板ネコが客人をもてなしていたぞ。
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ヒノキ風呂
大汗をかいたので、まずは風呂に入りたい。ここは温泉ではないようだけど、風呂は貸切で利用できるので、思う存分くつろげるぞ。しかも、なかなか風情ある桧風呂で、小ぢんまりとはしながらもとても安らぐ感じ。汗を流してさっぱりして、あー気持ちいい。
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華やかな夕食
そして夕食。特段に派手なものはないものの、ひとつひとつのおかずが凝っていて見た目が綺麗。もちろん味も良くて、すごく美味い。こんなに綺麗に飾っているのに、ついバクバクとがっついて食べたくなるほど美味しい。後から天ぷらやうどんも出てきて、けっこう満腹。そんなわけで初日は無事終了。