静かなる土佐
16 Aug. 2018
天気 | 曇り時々雨 |
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気分・体調 | お腹いっぱい |
所在地 | 高知県須崎市上分乙 |
移動距離 | 84km |
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食材ゲット
今朝は道の駅「633美の里」からのスタート。数字がついているので国道の番号かと思いきや、単なる語呂合わせみたい。ムササビだね。立ち寄るとから揚げのいい匂いがしたので購入。お米も手ごろな値段だったのでついでに購入。あとでご飯でも炊いてみようっと。
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油断したぁ〜
そして本日最初に向かった温泉は「吾北むささび温泉」。ところが、たどり着いてみるととても閑散としている。おかしいなと思ったら、定休日でした。夏休み中なので定休日はずらしているのかと思いきや。そのままでした。うかつだった。
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お城のような外観
まぁ、仕方がないので近くの温泉を探すと、少し下ったところに「かんぽの宿 伊野」があった。仁淀川沿いの高台にとても大きな建物があったので、すごく目立っているぞ。かんぽの宿ってどこも見晴らしのいいところばかりなので、ここもすごいのかな。
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ようやく温泉でまったり
浴場に入ると、そこそこ広め。さすがにゆったりとした雰囲気がいいね。お湯の感触はあまり特徴的なところはないけど、すごくさっぱりとしていてすっきりとした感じ。今日も雨がザーザーと豪快に降ったり止んだりを繰り返しているので、温泉でのんびりするのが一番だな。
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景色がよく見えない
露天風呂もあって、こちらは思っていたとおりのいい眺め。ところが石垣風の垣根が高くて、湯舟に入ってしまうと何もみえない。せっかくのいい眺めだし、高台で見られることもないので、この石垣は要らない気がするんだけどなぁ。とってももったいない。
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増水しまくり
温泉でゆっくりとしたところで、次に向かおうかな。本当は仁淀川周辺でのんびりと自然を満喫しようと思っていたのだけど、とにかく雨が降ったり止んだりを繰り返しているので、遊べない。たぶんとっても透き通った綺麗な川なんだろうけど、今は濁流だ。
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土佐龍温泉
そのまま太平洋側まで下っていって、たどり着いたのは土佐龍温泉の三陽荘。横浪半島の先端付近にある温泉。ここも前々から気になっていた温泉のひとつで、今回やっと念願かなってやってきたぞ。通り沿いなので目立つ存在だけど、わりと地味な雰囲気かな。
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お大師様
館内に入ると玄関の正面、階段の踊場が何やら煌びやか。何かと思ったらお大師様が祀られている。近くには青龍寺もあるし、遍路宿として有名なだけあってかなり本格的。いろいろと云われなども書かれているけど、とりあえず手を合わせて挨拶をしてから浴場に。
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濃厚な温泉
浴場はけっこう地味。かと思いきや、派手。ん、どっちなんだ。地味なようで派手。小さなお大師様がいたり、巨大な壁画があったり、でも、お湯は茶褐色のかなり濃厚な湯。しかもかなり塩辛い。外には打たせ湯。すごく不思議な空間。でも、すごくいい雰囲気。
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開放的な足湯
外に出ると玄関脇には足湯もあった。ここは誰でも利用できるので、歩き遍路の方なんかは、ここでゆっくりと寛げそう。しかも、目の前は海なので、浪の音を聞きながらゆっくりできるなんて、すごくいいね。しかもタオルまで用意されていて、至れり尽くせりのご接待だ。
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明るくはなってきているが
だいぶ明るくなってはきたものの、あいかわらず雨が降ったり止んだり。でも、雨も段々と小降りになってきた。風はほとんどなくなってきたので、あと少しで天気も回復するかな。暑くないのはいいんだけど、雨ばかりだと遊べないし景色もパッとしないからね。
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長〜い階段
ここまで来たのでプチ遍路再開。第三十六番青龍寺にやってきたぞ。土佐龍温泉からすぐ裏の山を登ったところ。けっこう階段がきついかなと思ったけど、そんなに長くはないのですぐ。でも、今日は湿度が高いので汗がすごい。ちょっと登っただけで汗だくだ。
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今日は蚊がいっぱい
本道にたどり着いてさっそくお参り。心が洗われるねぇ。ところがここはやたらと蚊が多い。殺生はできないので振り払うも、とにかく蚊に悩まされた。結局、5箇所くらい刺されてしまった。かゆすぎるぅ。さっさと降りてムヒで塗ろうっと。
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ジャンプ天国
須崎市の市街地方面に向けて横浪半島を根本に向かっていくと、浦ノ内湾の最深部にやってきた。ふとクルマを停めて静かな湾を眺めていると、やたらと魚が跳ねていることに気づく。これがまた尋常じゃないくらい、あちらこちらで大ジャンプ。何かお祭でもやっているのか?
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さっぱり系アイスクリン
雲っているので直射日光はそれほどでもないけど、薄明るくなってきて何だか妙に蒸し暑い。そんなわけで近くのスーパーでアイスを買ってみた。見つけたのは「土佐ジローアイスクリン」。いかにも四国らしいご当地アイスではありませんか。これがマロヤカで癖になる甘さ。いいね。
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ビスケットの定番
ついでにお菓子コーナーでビスケットを買ってみた。普通のミレーのビスケットだけど、ミレーのビスケットって愛知県と高知県でしか流通していないらしい。ひとくちサイズでほんのり甘いのが旨いんだけどね。どうして全国販売していないのか不思議。
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静まり返った宿
そしてたどり着いたのは本日のお宿である山里温泉。市街地からちょっと山の中に入っただけなのに、ものすごい辺鄙感がたまらん。でも、ん?なんか様子が変。広い駐車場に車が一台。でもパンクしている。それに静かすぎ。営業しているよね?
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薬効自慢の温泉
入ってみるとしっかりと営業していた。あーよかった。チェックインしてさっそく風呂に入ろうとすると、館内に見当たらない。と思ったら、歩いて2分ほどの川沿いに連れて行かれた。これがまたすごくいい雰囲気。湯はぬるめで素朴感ばっちり。薬効に恵まれた自慢の湯とのこと。
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やっぱりカツオのたたきだね
風呂から出たところで夕食タイム。気がつくと他の客もチェックインしていたけど、あと2組しかいないみたい。そこで食事はカツオのたたき。さすが名物だもんね。それにサザエのつぼ焼きなども。おっ、安いのに料理はとても豪華だ。さらに鍋も出てきた。
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桶に入った握りずしまで
そしてご飯は何かと思ったら、お寿司だった。なんかすごく素朴に感じるけど豪華でボリューム満点。すごい、すごすぎるよ。温泉は個性的だし、宿の雰囲気は独特だし、とても穴場的な宿を発見した感じ。ということで、今日はゆっくりと布団で寝ることにした。