温泉パラダイス -湯けむり紀行-

遍路旅のススメ

13 Aug. 2018

天気	晴れのちスコール
気分・体調	今日も疲れたぞ
所在地	愛媛県大洲市河辺町三嶋
移動距離	104km

モーニングセット。

おはよーさん。今日も元気に目が覚めたぞ。この宿には軽いモーニングセットがついていた。パンとヨーグルトとゆで卵、この他にバナナとコーヒーが付いていた。いやはや十分なモーニングでしょう。そして、夜中と朝も温泉に入って、気分爽快の１日の始まりだ。
プチ遍路再開

そして本日もプチお遍路をしてみようとやってきたのは第四十七番八坂寺。白衣に着替えていざ読経。どんなところだったかほとんどうろ覚えなんだけど、来てみると思い出すね。本堂の裏側に夥しい量の仏様が並んでいるんだよね。それにしても今日も暑い。もう既に汗だく状態。
八坂寺大師堂

こちらは大師堂。まずは本堂を参って、次に大師堂。今回はプチ遍路といいながら軽い気持ちでやってはいるけど、不思議と心が引き締まる感じ。他の遍路さんもそれぞれ目的は違うのだろうけど、感じるものは一緒なのかなぁと考えちゃうね。
第四十六番浄瑠璃寺

続いてすぐ近くにある第四十六番浄瑠璃寺にやってきた。こちらも何となく思い出してきた。そしてようやく般若心経もつっかえずに唱えられるようになってきた。ちなみにここは赤ん坊の弘法大師様がいて、だっこできるぞ。
古岩屋温泉で休憩

大汗をかいて体がベトベトなので、温泉に入りましょう。ということでやってきたのは古岩屋温泉というところ。国民宿舎って書いてあるので公共の宿のようだ。けっこう山の中のひっそりとしたところだけど、急に大きな施設があるのでびっくりした。
岩風呂

けっこう年季の入った建物だけど、けっして古臭くもないぞ。温泉は内風呂だけど岩風呂になっていて、あっさりとした湯が気持ちいい。ただ、高いところに明かり取りの窓があるだけで、景色が見えないのが残念。建物の目の前には古岩屋という巨石の壁があるので、それが見えないのはもったいないね。
肉が・・・ごはんも・・・

浴後はレストランで食事をすることにした。石鎚いのししカレーというのがあったので注文したけど、普通のカレーになんかやたらと臭みのある猪肉の竜田揚げみたいのが乗っていた。また、ごはんが妙にボソボソしていた。まずいわけではないけど、期待しすぎたかな。
古岩屋

これが建物の目の前にそびえ立つ巨大な岩の塊り。すごく圧倒される感じだぞ。レストランはそのちょうどいいビューポイントにあるので、楽しく食事ができた。レストランの上に浴場をつくれば、温泉からもこの景色が見えて爽快なんだろうなぁ。
ここから長い道のり

続いてやってきたのは第四十五番岩屋寺。ここは遍路の中でも難所といわれるところ。というのも駐車場から長い階段を登っていくから。と言っても20分くらいだけどね。途中には無数の仏様が祀られている。ここからさらに登っていく。とにかくひたすら登るのですっかり汗だくだ。
お地蔵さんがいっぱい

クルマ遍路なんでちっとも苦でもないんだけど、こうやって坂道を歩いていると清々しい気分になれるね。そーいや、このお寺は辿り着くまでの道中に無数の地蔵様が祀られているぞ。けっこう苔むしていたりして、すごく神秘的な雰囲気。
迫力の断崖絶壁

ようやく本堂に着いた。ここは巨大な岩の陰にあるようだ。上を見ると垂直に延びた崖がすごい。圧倒される。本堂の奥に行くとハシゴがあった。登ろうとするとけっこう怖い。上は崖の途中のくぼみの部分で、そこからの景色はいいが、下を見るとけっこう高い。行きはよいよい帰りは怖いパターンだ。
雨宿り

読経を終え納経所に行って帰ろうとしたら、突然の大雨。あと１分遅かったら下山を始めていた。あぶねぇ。とりあえず雨宿り。かなりの大雨だけど通り雨っぽい。雷鳴とともに雨足が強くなっていくが、たまに弱くなる。結局30分くらい雨宿りをしてから下山したぞ。
小学校跡

そしていよいよ本日の宿に向かった。けっこうクネクネと山の中を進みやっとの思いでやってきたのは河辺ふるさとの宿。元は小学校だった校舎を宿泊施設に改築したもの。でも何となく学校らしさがあるぐらいで、そんなに小学校って感じでもない。それにしても辺鄙な場所やな。
お風呂タイム

さっそく宿について浴舎に向かった。といってもここは天然温泉ではないみたいなので、普通のお風呂。タイル張りのオーソドックスな湯舟。外の景色とかも見れないので、ただ浸かるだけ。合宿向きだね。でも、広いので手足も伸ばせてとても快適。
バーベキュー

さて夕飯の時間。ここでは校庭(駐車場)の隅っこにバーベキュー場があって、そこでバーベキューができる。けっこう安い宿泊料なのに、肉も野菜もいっぱい。こりゃ食べ応えあるぞ。そんなわけですごい食べすぎで、もう満腹。疲れもたまってるので早々に寝ちまった。