静かな能登輪島へ
12 Aug. 2022
天気 | 晴れのち曇り |
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気分・体調 | のんびりと静かだ |
所在地 | 石川県輪島市鳳至町 |
移動距離 | 148km |
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展望温泉 ほのぼの湯
今朝は内灘にある「展望温泉ほのぼの湯」にやってきた。名前が展望温泉ですからね、ちょっと期待しちゃいます。そして館内に入ると受付は二階。浴場は内湯のみだけど、正面は大きなガラス窓で見晴らしがとてもいい。ここは海岸沿いの高台にあり、海側ではないけど内灘の長閑な景色と山々が綺麗だった。
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ほうじ茶色
そしてすごいのは景色だけじゃない。温泉もまたすごく個性的。色がほうじ茶のような色をしていて、さらにツルツルヌルヌルの極上浴感。二つ湯舟があって薄い色は加水してあるそうな。でも、個人的には加水してようやくちょうどいいツルツル感。こっちの方が好きかな。
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休暇村能登千里浜
続いて向かったのは千里浜の近くにある休暇村。ここは立ち寄りでの入浴も可能なのでやってきた。本当は宿泊したいんだけど、けっこうここは人気があるので予定を立てておかないと難しいのよね。なのでめちゃくちゃ雰囲気もいいし、すごく賑わっている印象。
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優雅な露天風呂
真昼間なので賑わっているのは、裏のキャンプ場や海の方らしい。浴場はほぼ貸切状態でラッキー。内湯はわりと小ぢんまりとしているけど、露天風呂はなかなかゆったりとしている。特に陶器の風呂は3つあって、この重厚な肌触りはなんともいいねぇ。気持ちいいっス。
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石造方位盤
能登半島をそのまま北上してやってきたのは福浦港。かつて北前船の寄港で賑わった歴史があるらしい。そのちょっと高台に行くと江戸時代後期の「石造方位盤」というのがあった。花崗岩でできているようだが、石で作られた方位盤というのが、とても珍しいらしい。
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旧福浦灯台
その方位盤の近くにはかつて使われていた旧福浦灯台というのがあるとのことで、見に行った。ちょっとした路地に入っていくとある。今は別の場所に新しい灯台があるので、こちらは使われていないらしいが、木製のすごくかっこいい形をしている。
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断崖絶壁
続いてさらに北上を続けていると「巌門」という絶景ポイントについた。駐車場も広く観光客もそれなりにいる。そしてけっこう広い。どこにその「巌門」があるのか散策する。すると、断崖絶壁に吊り橋がかかっていたり、その荒々しい海が迫力あったりと、見どころがいっぱい。
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船着き場が水浸し
どうやら潮位が高いようで、港も海も水がいっぱいに見える。というか、遊覧船の船着き場らしきものが、半分沈んでしまって波に晒されている。風もあって波もあるので、遊覧船は運行していなかったけど、普段からこんなに水位が高いのか?
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巌門
そしてようやくその「巌門」を発見。売店前の階段を下りていくと洞窟状になった岩場にたどり着いた。ここがまたすごく神秘的というか、不思議な雰囲気。なるほど人気があるのもわかる。こんな辺鄙な場所なのに、それなりに客が多いことからも、この珍しさがわかるな。
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今日のランチ
さて、そろそろランチにしたいけど、予定していた店が休みだったので、別の店を探したけど、ここが良さそうだなぁというところは満席。そして営業時間終了。仕方がないのでスーパーで買い物。おかずさえ用意すればご飯は炊けるからね。刺身の切り落としと唐揚げ。刺身は美味いけど唐揚げは失敗だった。
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港でひと休み
先ほど食べた唐揚げなんだけど、スーパーで買った総菜でありがちな、ダメなやつだった。唐揚げの半分が衣になっているやつ。昔は逆に好きだったんだけど、今はどうも脂っぽすぎてダメなんだよね。そんなわけで、ちょっと食休みを兼ねて、港で景色や海を眺める。
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輪島袖ヶ浜
だいぶ陽も傾いてきたところで、次に向かったのは輪島の岬の方にある袖ヶ浜という海岸。ここはちょっとしたビーチになっていて、キャンプをしたりバーベキューをして楽しむ人、海水浴をしている人など、けっこう賑わっている。賑わってはいるけど、そんなに混雑しているわけではなく、すごく快適なところ。
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鴨ヶ浦
先ほどの海水浴場から少し歩くとあるのが鴨ヶ浦。岩場のちょっとした洞窟を抜けたところにある。ここがまたすごく雰囲気のいい磯。磯というか、タイドプールになっていて、海の生き物を観察するには最適の遊び場。景色もいいし、内側は波もないので、子供たちでも楽しめるぞ。
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後光射す
夕暮れが迫ってきたところで、天候も段々と曇ってきた。関東では台風で大雨なんだそうだが、こちらはその影響はほぼ受けていないようだ。雲の切れ間から夕陽が射し込んでいて、すごく幻想的な景色だ。昔はあそこに神様がいるって本気が考えた。
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一瞬の夕日
今日は基本的に晴れだったんだけど、やたらと雲が多く、たまに曇り空になったりしていた。夕方からはずっと雲に覆われていたので、せっかくの日本海だけど、夕日は拝められないかなぁと思っていたら、ほんの一瞬だけ、夕日が顔を出した。
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輪島駅
輪島の市街地にやってきた。道の駅があったので散策してみると、その奥に輪島駅があった。ここはかつてあった輪島駅の跡。七尾線がここまで来ていたらしい。ホームと線路が一部だけ残っていて、ご丁寧に背景には列車のパネルまである。次の行先がシベリアっていうのもいいね。
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輪島KABULET 三ノ湯・七ノ湯
さて、夜になっていよいよ本日のシメの温泉へ。やってきたのは路地裏にある輪島KABULETという和モダンなスタイルの街。すごくお洒落な雰囲気があり、そこにある温泉施設に入った。地域の方は無料なんだそうな。これがまた小ぢんまりとしているけど、すごくいい雰囲気。利用者も少なく快適だった。
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足湯を発見
少し輪島の街並みを散策することにした。そこで見つけたのが湯楽里という足湯。けっこう大きな施設の足湯で、しっかりとした建物の中にある。湯舟もそれなりに大きいぞ。夜の10時までやっているようで、薄明かりの中で浸かる足湯は何だかホッとするね。
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月が出た
今日は晴れたり曇ったり、先ほどちょっと雨っぽかった。それなのに急に明るくなったと思ったら月が出た。しかも満月。すごく綺麗な月だった。それなのに沖の方は曇ってて稲光も見える。また、雨が降るかな。そんなわけで、今日も一日が終わりを告げるのであった。