25 Dec. 2005
12月25日(日)
2005/12/25
古き良き時代巡り
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | むむむむ、やっぱり眠い |
所在地 | 長崎県南高来郡小浜町 |
移動距離 | 178km |
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川棚大崎温泉
おはよーさん。いやはやよく寝ました。やっと睡眠がとれたって感じ。そんなわけでさっそく朝風呂。今朝は川棚大崎温泉の日帰り温泉施設「しおさいの湯」にやってきた。わりと大きな施設で新しいみたい。大村湾に突き出た半島の先にあるので見晴らしがけっこういいぞ。露天風呂でもゆっくりと朝風呂を満喫したのであった。
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西海橋
続いては国道202号線に架かる西海橋。大村湾の反対側、西彼杵半島方面に向かうと出てくる大きな橋。ここがまたけっこうな眺めの景勝地なんですわ。橋もさることながらその下の海峡はなかなか見ごたえあるぞ。かつては鎖国当時?の砲台もあった場所なんだとか。急な崖の下へと続く階段があったので行ってみたが、よくわからなかった。
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大島大橋
続いては寺島、大島へと続く呼子ノ瀬戸に架かる大島大橋。かなりこの橋のおかげで陸続きになっていますが、有料です。300円払って渡ってみちゃいます。これがまた快適な橋で、瀬戸大橋などと比べたら小規模だけどしっかりとした大きな橋でかっこいいっすよ。
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狸の湯
大島からさらに先へと橋を渡り巡ってついに突端にある崎戸町までやってきた。ここにはホテル咲き都に併設して「狸の湯」という温泉施設があるのよね。けっこう辺鄙な場所なのにかなり立派なホテル。そんでもって浴場は300円で利用できちゃうのよ。安いわね。ラジウム泉なので温泉らしさは少ないけど、この景色はかなり良いぞ。
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てんどん
お昼時も過ぎていたのでそろそろランチ。ホテルの4階にあるレストランで食事。いろいろ定食でもあるのかと思ったら意外とメニューも少なくちょっと後悔。展望レストランなので景色は悪くないからいいかな。そこで天丼を頼んだ。地の物を使っているのかと思ったらわりとオーソドックスな天丼だった。あらら。
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たぬき
ホテル咲き都は、なぜか狸の置物があちらこちらにある。看板もタヌキだ。まわりには本物のタヌキは見当たらなかったけど、野生のタヌキでもいるのかな? そのわりに浴場はちっともタヌキの飾り物などなくてつまんなかったぞ。
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聴音所
ついでなので岬の先まで行ってみることにした。すると何やら怪しげな建物を発見。なんとこれは旧日本軍の聴音所ということで戦時中にはスクリューの音を聞くための施設だったのだそうだ。かなりの年月が経っているのにしっかりと残っているというのと、その迷彩のような木の絡まり方がなんとも言えず廃屋マニア?にはたまらん仕様だ。建物だけで中は空っぽなんだけどね。
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パノラマ展望台
そしてパノラマ展望台。岬の先には360度見渡せる展望台があってそこからの眺めが最高。今日は曇ったり晴れたりの変な天気だけど景色は悪くないね。それにしても風は少し冷たいけど関東にくらべるとかなり暖かいよなぁ。
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巨大な廃屋
それにしてもこの島の周辺は怪しげな建物が多い。特に目立つのが大きな集合住宅の廃屋があちらこちらにある。本当に沢山あるんです。これらすべてが廃屋。まるでゴーストタウン。かつて賑わっていた頃の名残なんだろうけど、とにかくこの異様な光景はびっくり。なんか時代の流れを感じます。
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放置された煙突
廃屋があちらこちらにあると思ったら、工場などもそのまま放置されていたりする。この煙突なんか見てびっくり。なんと真上から草が生えている。なんか髪の毛が生えてきたみたいでかわいい。こういうレトロなというか、かつての賑わいの残骸ってのはとても興味があるのよね。哀愁が漂うというかロマンを感じてしまうのです。とにかくそんな景色が沢山あちらこちらにある。ホント文化財級の代物ばかりで、見ているだけで面白いです。
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化石の湯
続いてはまた西彼杵半島に戻って七ツ釜観光ホテルにある化石の湯に行ってみた。ここは七ツ釜鍾乳洞のすぐ近くにあるホテルの浴場。化石の湯ということですが、ここの浴場は湯舟の中の岩や湯口の岩、湯舟の縁や洗い場の台など、すぐ裏にある西海楽園内で採取できる化石を利用している。モワモワっとした水玉模様みたいなのが特徴で、化石マニアにうけそうな温泉だった。
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藻の化石
浴後にはさっそく裏にある西海楽園に行ってみた。とにかくここは不思議な場所。大きな黄金の観音様がいたり、七福神の像があったりと、そしてその一角には石灰藻化石群があった。これがさっきの風呂の岩。貝と藻の化石なんだけど、とにかく圧巻。日本にもこんなところがあったのねという感じ。世界的にもこんなに集中してみられるのは珍しいことらしい。とにかく一見の価値ありだぞ。
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西海楽園の鍾乳洞
七ツ釜の鍾乳洞はちょっと時間がないので行けないけど、なんと西海楽園にも鍾乳洞があった。ちょっと小さな鍾乳洞だけど雰囲気は立派。中にはいると鍾乳石にはいろいろと名前が付けられていて面白い。一番奥には観音様まで奉られていた。まぁ、ミニ鍾乳洞ということで、雰囲気だけでも味わってきたのでした。
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めしや丼
ちょっと仮眠してそのまま大村市までやってきた。どこかに食事でもできるところは無いかなとウロチョロしてみた。長崎に来たからちゃんぽんでも食べようかと思ったけど、いざ探すといい店がないのよね。けっきょく定食屋に入った。「めしや丼」という店で鶏南蛮と生姜焼きの定食。ごはんがお替り自由なのでついつい食べ過ぎてしまった。満腹太郎くんです。
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大村ゆの華
そして本日最後の温泉。ここは「大村ゆの華」という温泉施設。あれっこんなところに温泉施設なんか出来たんだぁって感じ。なんと長崎空港の入口にあるんです。湯治場をイメージしたようなレトロな風格はかなり本格的。雰囲気はまさにかつての湯治場。露天風呂の巨大な歩行浴はまるでプールみたい。そんなこんなですっかり夜も更けてきたので今日はこれでおしまい。