9 Aug. 2001

8月9日(木)

2001/08/09

いよいよスタート

天気 曇りときどき小雨、のちに晴れ
気分・体調 すいみんぶそくよん
所在地 山形県西置賜郡飯豊町数馬
移動距離 434km
行動範囲地図
  • 東北編のはじまり

    東北編のはじまり

    いよいよ東北編のスタートです。正直なところまさか第二弾が実行できるなんて思ってもいなかっただけに、余計にワクワクしたりします。お盆も近いことだし、道が空いているうちにということで、真夜中にスタートしました。今回はとりあえず東北道を北上して西那須野で降りてみました。今回も行き当たりばったり何がおこるか、どこへ行くのかは未定です。

  • 湯ノ花温泉

    湯ノ花温泉

    そのまま塩原を抜けて福島県に突入! そして最初に辿りついたのは湯ノ花温泉です。ここは一般の人の利用も可能な共同浴場がいくつかあるようです。まずは一番はずれにある「湯端の湯」におじゃましました。ここは木造の湯小屋で、湯船はコンクリートの素朴なものですが、こういう素朴なものの方が共同浴場っぽくていいですよね。なぜかここは公衆便所が併設されていました。トイレと浴室かぁ、うーん西洋かぶれだな。

  • 共同浴場「弘法湯」

    共同浴場「弘法湯」

    お次はこちら同じく湯ノ花温泉の共同浴場「弘法湯」です。ところがなんとこちらはちょうど清掃中だったということで入ることはできませんでした。しかしここの共同浴場は朝が早い。なんと5時から利用できてしまうんです。さっきは「湯端の湯」を出てすぐきたから6時頃なのだけど、この時間ですでに掃除をはじめているってことはいったい何時に管理人は起きているんだろう。まぁ早起きは三文の得っていうからいいでしょう。

  • 温泉街の中の木造橋

    温泉街の中の木造橋

    湯ノ花温泉の町を散策していると、かっこいい木の橋を発見しました。「弘法湯」の前から湯ノ岐川へ降りていく細い歩道の先にあります。小さい橋なのにけっこう頑丈にできているようです。眺めも悪くないので思わず写真にとってしまいました。

  • 巨石が貫く圧迫感たっぷりの風呂

    巨石が貫く圧迫感たっぷりの風呂

    その木の橋の近くにあるのが、共同浴場の「石湯」です。ここは川縁にあるので橋から見ればすぐにわかります。とても小さな浴場ですが、石湯の名の由来になっているのだろう大きな岩が壁を突き抜けて、その存在感をアピールしていました。ここは他の共同浴場よりもさらに質素な雰囲気で、一番気に入ってしまいました。湯舟はひとつしかないので混浴になります。

  • 天狗の冷泉

    天狗の冷泉

    湯ノ花温泉を離れてしばし山の中をドライブしていると、「天狗の冷泉」という湧き水を発見しました。なんとなく気になったのでいってみると、ジョロジョロと岩の隙間から水が流れてきます。さっそく飲んでみると、まぁまぁおいしい天然水です。ただ不思議だったのは、ふつうこういう湧き水ってとっても冷たいものだったりしますけど、ここのはわりと生ぬるいというか、冷たいってほどではありませんでした。

  • 八町温泉「亀の湯」

    八町温泉「亀の湯」

    ここは八町温泉の共同浴場である「亀の湯」です。ここに共同湯があるということを知らないと、気付かずに通りすぎてしまいそうなところにあります。ここもまたとってもシンプルな浴室です。温度もちょうどよくとっても気持ちいい湯でなかなかよかったです。ただ季節柄ってのもあるけど、虻が沢山いてまいりました。シカトできないぐらい沢山いました。まぁ、なんとか被害にはあわずにすみましたけど・・・

  • 西山温泉「せいざん荘」

    西山温泉「せいざん荘」

    お次は西山温泉の「せいざん荘」にやってきました。ここはまぁいわゆる日帰り温泉施設といわれる温泉センター的なものです。しかし、こんな山奥にこんなに立派な施設があるというのもけっこう驚きです。ただここの露天風呂はロケーションはいいのに、ちょいとゴミだらけだったのが残念でした。

  • 温泉マークを目指して

    温泉マークを目指して

    西山温泉周辺の地図を眺めていたら、なにやらすぐ近くに「神の湯」と書かれた温泉マークを発見。気になったのでいっみましたが、マークのあるあたりに来てみたけど、何もそれらしいものはありません。単なる藪です。ふと細い小川を発見しました。なんとなく怪しかったので、強引に沢登りをはじめてみました。

  • 温泉の湧出を確認

    温泉の湧出を確認

    すると50メートルほど上がったところでふと気付くとまわりぢゅうあちらこちらから泡が出ています。しかもなんとなく硫黄っぽいような臭いもします。さらに散策をつづけると湯がチョロチョロと流れているのも発見しました。さっそく石垣をつくって溜めてみたのですが、ものすごく熱くて大変。沢の水と混合させてみたのですが、温度調節ってむずかしい。でもけっきょくなんだかんだいって、1時間も遊んでしまいました。

  • さらなる探検

    さらなる探検

    さてさて西山温泉周辺にはさらに「荒湯」という温泉マークまでありました。こうなったらこっちも探してみるべということで、散策してまいりました。これはまた別の川をジャブジャブと歩いて行った先にありました。こちらはほんとにすごいです。ゴーゴー豪快な音とともに温泉が噴き出しています。温泉を汲み取るポンプらしいものが設置されていたので、どっかに引き湯されているのでしょうか。それにしてもすごいところです。

  • 川底から湧き出る天然温泉

    川底から湧き出る天然温泉

    ふとまわりをみわたすと、すぐ目の前の河原でもブクブクと温泉が湧いてでていました。うまく石垣をつくればマイオリジナル露天風呂の完成です。しかし、さっきだいぶ体力を使ってしまった&今の川登で、疲れてしまったので足で戯れる程度にしてきました。こちらもけっこう熱かったので、温度調節は難しいようです。とまぁ、そんな感じで第1日目は無事に温泉巡りを楽しむことができたのでした。さて、明日はどこへ行こうかプランを練らなくては・・・