20 Aug. 2001
8月20日(月)
2001/08/20
滝修行
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | ぷぅ〜 |
所在地 | 山形県鶴岡市 |
移動距離 | 195km |
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河原毛大湯滝
おはようございます。今朝もかなり冷え込みます。昨日の晩はあまりの寒さにシャツを2枚着て、それでも震えてました。まさか8月でこんなに寒いとは思っていなかったので、長袖や上着はいっさい持ってきていなかったのです。東北をなめてかかったのが甘かった・・・。そんなわけで、寒さをしのぐために温泉に向かいました。今日は憧れだった河原毛大湯滝です。いやー、すごい!! なんてダイナミックなんでしょう。けっこう大きな滝がまるごと温泉です。修行僧もびっくりうたまろの世界です。
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打たせ湯には厳しすぎるぞ
滝は落差がどのくらいあるんでしょうねぇ。20メートルっていったところかなぁ。主に2筋の滝になっていて、右側はそのままストレートに、左側は緩やかに落ちてます。落ちた先の滝壷も川もみーんな温泉としてそのまま入れるのがなんともいえないワイルドさ。滝の上流では熱湯だった湯もここにくるあいだに40度ぐらいとちょうどいい温度になってきているみたい。まさに適温です。ゴーゴーと音を立てながら流れるのがすべて湯というのは見てるだけでも豪快。こりゃたまんないね。
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修行気分
そんなわけで、修行僧ではないけど滝に打たれることにしました。まずはストレートに落ちる方に近づくと、滝のしぶきが風になるほどすごい・・・しかもここの湯は酸性が強いので口に入るとすっぱくて、目に入るとしみるぅ〜。そんでもって滝に当たると誰かにボコボコに殴られているような強烈なパンチです。クラクラしちゃいます。体がおかしくなりそうなので、緩やかな方に打たれることにしました。いや〜こちらは天国。ちょうどいい湯加減の湯がドバドバと浴びることができます。ええ気持ちやなぁ。
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河原毛地獄を歩く
河原毛大湯滝は河原毛地獄から徒歩で40分のところです。滝の近くにも駐車場があるのですが、地獄からでもそう遠くないだろうと勝手に想像していたのですが、思った以上に遠くてつらかったです。遠いというよりも、歩きづらい道なので疲れたというのが本音。まぁ、おかげで地獄巡りもできたし普段の運動不足も解消できたのでいいのかなぁ。さすがにここの地獄も殺伐とした風景で、おどろおどろしさがあります。それもそのはず立山、恐山とともに日本の三大霊地として名高いところなんですってここは。
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泥湯温泉
河原毛地獄のすぐ近くに泥湯温泉があります。小ぢんまりしているけど、レトロ的な活気を感じる湯治場的存在です。泥湯温泉はいたるところ湯けむりが立ちあがっていて、さっきまでの地獄とは少し違うけれども、なんか幻想的なムードがただよっていました。幻想的というよりは神秘的かもしれないです。
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湯ノ沢温泉「日勝館」
秋田県のほぼ最南端にある湯ノ沢温泉「日勝館」です。ここは国道からかなり細い山道に入り、3キロほどいった奥にあります。ほんとポツンとある一件宿なので、静かなところです。ただ駐車スペースがほとんどなく、先客がいたので苦労しました。ここの魅力はなんといっても湯です。うまい湯として有名で、みんな遠方より来ていました。先客の方も埼玉の方で、山形の医者からすすめられたとのことで、おいしくて健康によい湯とのこと。この湯を冷やして、氷をつくったり、水割りにするとめちゃくちゃおいしいといってました。
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羽根沢温泉
お次はいよいよ山形県に入りました。羽根沢温泉です。小さな温泉街で大変静かな印象のところでした。ここには共同浴場もあります。かなり狭くて薄暗いところですが、湯は最高でした。ちょっと浴びればわかるほど、ヌルヌル、ツルツルの湯です。少し熱めの湯ですが、気持ち良くて長湯しがちです。なんだかのぼせてきてしまいました。この共同浴場はとてもわかりづらいところにありますが(その逆か?)、近くまでいったら是非とも入っておきたいところです。
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最上公園
ここは新庄の最上公園です。春は桜、初夏はアジサイで有名な公園です。もともとは新庄城の城跡ですので、まわりにはお堀があって、つり人たちがのんびりと糸を垂れていました。ちょうどこの時期は何もない時期なんだけど、それはそれでも風情のある景色が楽しめます。堀の中には噴水なんかもあってなかなか悪くないですよ。のんびりとしたい人にはおすすめ。
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名物「くぢら餅」
さてさて新庄にきた理由はこれです。新庄の名物「くぢら餅」です。もともとはクジラの肉に似ているからこういう風に呼ばれたとのことだけど、どこが似ているのかなぁ? 黒っぽいからそう思うのかな? 味も食感もぜんぜんちゃいます。そんでもまぁ、食べましょう。くぢら餅はやっぱり駅前の竹美堂のが一番ですねぇ。今回は出来たてのあったかいのをゲットできました。
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奥羽金沢温泉
さて夕暮れもせまったところで、奥羽金沢温泉に行きました。ここは新庄からすぐですが、高台にあるので新庄市が一望できるいいところです。するとどうでしょう、夕焼けのちょうどいい時間だったので、浴室内が夕焼け色に染まり始めました。もう、うひょーって感じです。わりと大きな温泉施設なんだけど、広いからこそ夕陽が室内で反射していいムードをだしています。こうやってのんびりとしていると、1日の疲かれもふっとぶってわけだね。(遊んでるだけやんかって?)
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夕焼けとUFO
夕焼けっちゅーのは秒刻みで変化していくのが何とも不思議というか、神秘的ですねぇ。休憩室からの景色もみごとなんで、窓をあけて写真を撮ろうと思ったけど、窓はあかないようなのでそのままとりました。ですので、右上にあるUFOは室内の電灯です。わたしがチャネリングして呼び寄せたものではありませんので、ご了承下さいませませ。そんな感じで今日も1日過ぎてゆくのでありました。めでたし、めでたし。