11 Aug. 2001
8月11日(土)
2001/08/11
おしんの気持ち
天気 | 小雨?のち晴れのち曇り |
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気分・体調 | うーん、なんだろう? |
所在地 | 岩手県北上市 |
移動距離 | 252km |
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おしんの舞台「銀山温泉」
おはようございます。今日も元気にまいりましょう。ということで本日の最初は銀山温泉です。銀山温泉といったらNHKドラマ「おしん」の舞台ですねぇ。お土産物屋には「おしん」にまつわるグッズがいっぱいあります。もうずいぶんと古いのにねぇ・・・。そしてここは銀山温泉の一番奥にある白銀の滝です。22メートルの落差がある滝とのことです。なかなか見ごたえもあるので、銀山温泉に来たら是非とも寄っていきましょう。
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鄙びた共同湯「大湯」
さて銀山温泉には共同浴場があります。銀山温泉街のほぼ中央付近にあるのが「大湯」です。けっこうボロっちぃので、ほんとうに共同浴場なのかは中に入ってみないとわからないぐらいです。硫黄の香りの微妙に白濁した湯が満ちたいい温泉ですが、あまりの鄙びように一般の観光客はそんなに入ってきません。ここに入るのはホントの温泉好きでしょう。
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ロケセットのような温泉街
銀山温泉の景観です。狭いところに密集しています。どれも大正から昭和にかけての建物だそうで、なかなかいい雰囲気がでています。ホントにここだけロケのセットではないかと思うくらいです。どの旅館もそれなりの味が出ていて見ているだけで楽しく感じます。次回来るときには是非ともこのどれかの旅館に泊まってみたいと思うのでした。
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優雅なひとときを足湯で
銀山温泉街の入口近くにある足湯です。小さい女の子がゆかたをめくり上げて入っていました。なんだか映画からそのまま抜け出てきたような光景です。湯は足のすねくらいまでしかないけど、浸かっているととても気持ちがいいです。底には砂利がひいてあるので、踏み足すると足の裏のツボが刺激されてこれまた気持ちがいいです。わりと広いスペースがあるので、ゆったりと楽しむことができます。
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不気味な招きお福
銀山温泉の宿のひとつ「古山閣」の玄関口にある「招きお福」です。これがまたかなり古いものなのでしょうけど、あちこち剥げてきていて相当古びています。それにくわえて異様な雰囲気というか不気味な含み笑いを浮かべている感じがして、妙な迫力があります。昼間に見てもかなり不気味なのに夜中にみたらさぞかし怖いだろうなぁと思うのですが、どうでしょう。
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銀鉱山跡
ここは銀山温泉、滝のすぐ近くの洞窟です。銀山温泉はもともとは銀の鉱山だった場所で、さらに15分くらい登ると「延沢銀坑道」という国指定史跡の大銀坑道があります。
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こっちを見るな 前を見ろ!!
さてさて、クルマで移動していると突然、妙な看板が目に飛び込んできました。「こっちを見るな 前を見ろ!!」と言われましても、誰だってそっちを見ちゃうじゃないかぁー。とってもインパクトのある看板で、ついつい文句を言いたくなったので写真に撮ってしまいました。よく「脇見注意」という看板を見かけるけど、これほどまでに強烈なのは初めてなのでした。
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荒湯地獄
緑豊かな山道を走っていると、突如として真っ白なはげ山に出くわしました。ここは鬼首温泉郷の近くにある荒湯地獄です。さすがに地獄というだけあって草木も生えていない、殺伐とした風景が広がっています。入口には「有毒ガスに注意!」とのことですが、今、これを書いている自分がいるということは、無事に帰ってこれたということですね。それにしてもなかなか迫力のある風景に圧巻されるのでした。
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マイ露天風呂の作成
さて地獄といえば温泉ですね。なんとこの地獄から流れ出る熱湯が川となって下流では温泉の沢が出来ているんです。そこでさっそく温泉入りに行ってきました。沢は滑りやすいので注意が必要ですが、5分もせずに快適な温度の沢になります。そこで各人思い思いのところに手掘りでマイ露天風呂を作成するのですが、まぁ先人たちが作った湯舟を再利用することにしましょう。有毒ガスは怖いですが、この露天風呂を見たらそんなの吹っ飛びます。
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開放感たっぷり
実に素晴らしい開放感です。人も滅多に来ないので思う存分楽しめます。ただ酸性がかなり強いらしく、体じゅうがピリピリとしびれます。腕時計など金属類は外しておきましょう。さて、温泉を楽しんでいる間、熱湯が噴出しているところに生卵を置いておきました。噴出し口に近づくあいだにあちこちヤケドしましたが、その甲斐あっておいしいゆで卵が出来あがりました。あー、満足。
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鳴子温泉「滝の湯」
野湯を楽しんだところで、鳴子温泉にやってきました。ここは鳴子温泉の原点とも言われている共同浴場の「滝の湯」です。ここはかなりの有名どころとあってすごい人気です。いついっても混んでいるようですが、今日も混んでいました。しかしそれでもここはいいです。雰囲気はなかなか良いです。白濁した湯も情緒あっていいです。
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鳴子の駅舎
ここは鳴子の駅です。なかなかユニークな駅舎です。壁にはずらりと鳴子温泉の各旅館の温泉の泉質が並んでいます。駅舎の二階は階段状のホールになっています。ホールの正面にはテレビが映っていて、高校野球を中継していました。そーいえばそんな時期なんですね、すっかり忘れてました。温泉入って、高校野球見ながらビールといきたいところですが、これからまだ運転があるのでビールはおあずけなのでした。
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祭畤温泉遊湯館
本日最後の温泉は祭畤温泉(まつるべおんせん)の遊湯館です。入口は近代的なごく普通の建物ですが、浴舎は木造の情緒あふれる造りです。湯舟もすごく広いです。ただちょっと熱いのであんなり長湯はできませんが、ゆっくりと過ごしたくなる落ち着いた雰囲気があります。とても優雅な気分になれたところで、夜も更けてゆくのであった。