15 Aug. 2001
8月15日(水)
2001/08/15
河童天国
天気 | くもり、はれ、霧雨 |
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気分・体調 | かっぱっぱ |
所在地 | 青森県上北郡七戸町荒熊内 |
移動距離 | 328km |
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霊場恐山
本日もおはようございます。ついに下北半島の霊場恐山までやってきてしまいました。まずは恐山の温泉に入ることにしましょう。恐山というのはようは地獄地帯にあるのですが、地獄といえば当然温泉です。恐山の温泉なんてなんか奇妙ですが、わくわくするものを感じます。木造の簡素なつくりなのですが、それがまたいい味わいを出しています。湯舟の内側は湯ノ華でいい色に変色しています。こういう素朴な温泉ってのはいいですね。ところが、恐山にはいくつかこういった温泉があるのですが、何でも宿坊の新築工事のため、他の浴場は利用できないとのことで、けっこうがっくりです。
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不気味な静けさの漂う宇曽利山湖
恐山の中にある宇曽利山湖です。恐山にくるのは中学生の頃以来なのですが、なんかずいぶんとあかぬけた気がするのは気のせいでしょうか? 子供だったからかも知れませんが、もっとオドロオドロしい雰囲気があったような気がするんですけどねぇ。当時、この湖も妙に静まりかえった感じが不気味で、少し中に入ったのですが、吸い込まれそうな気がしてやめた記憶があります。(別に入水自殺とかいうのではないよ、念の為)
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奥薬研温泉・河童の湯
下北半島で一番有名な温泉が奥薬研温泉の河童の湯です。そんなわけでこれまた久しぶりにやってきました。・・・・が、湯がない・・・・。「水曜日は清掃日です」と書いてあるということは、今日は水曜日なので清掃のあとということですかな? 少しずつ湯が溜まってきてはいますが、溜めている湯はかなりの高温なので、溜まってもすぐには入れない・・・・。というわけで、今回は諦めたのでした。
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夫婦かっぱの湯
河童の湯のすぐ近くには、「夫婦かっぱの湯」というのがあります。さきほどのかっぱの湯は混浴ですが、こちらは男女別です。こっちは普通に入ることができました。高い石垣というか塀で囲まれているけれども、川側の一部は開けているので、対岸の木々や川の流れを楽しみながら入浴ができます。と、そうこうしているうちに虻の活動時間が近づいてまいりました。そんなわけで、攻撃を受けないうちに引き上げることにしました。
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河童は実在する?
「夫婦かっぱの湯」の駐車場の前にはこんなモニュメントがたってます。河童が踊っている(?)のですが、噴水でなかなかの演出をしています。私の友人の中にも通称「かっぱ」ってやつがいますが、ホントそっくりな格好をしています。やっぱり河童は実在するんですね。きっとみなさんの周りにも「かっぱ」みたいな人がひとりやふたりはいるでしょう。比べてみればわかります、この像と似てますから・・・
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言いたいことはわかります
そのまま山をおりて、津軽海峡までやってきました。そしてここは下風呂温泉です。港のところにこんな妙な看板を発見しました。言いたいことはわかるのですが、なんか妙におかしいので写真に撮ってしまいました。できることなら挿絵かなんかあったりしたらもっと面白いと思うのですが、へたな細工をするよりは、案外このほうが面白いのかもしれませんねぇ。だっちゅーの!!! そういえば、最近パイレーツはどこへいった? 嫌いじゃないんだけどな、あーいうのは・・・
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熱湯我慢大会
下風呂温泉には2つの共同浴場があります。これはそのひとつの大湯です。地元の方の銭湯的な存在ですが、けっこう観光客も珍しがって入りにきているみたいです。素朴でとても落ち着いたローカルさがいい味をだしています。ここの湯は海のすぐ近くなのに硫黄の温泉です。そういう点ではめずらしいのかもしれないですね。それにしても熱いです。すっかりゆでだこ状態になってしまいました。
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本州最北端の地
下北半島といったら、もうこれしかないでしょう。「本州最北端の地」です。すぐ目の前は北海道です。さすがに観光客が多いです。誰かが目の前の陸を指差して「北海道」と連呼していますが、それは「弁天島」という島ですよん。今日はちょっと霞んでて見えにくかったのですが、その奥には紛れも無い北海道があります。天気がよければはっきりと見えます。しかしここは潮流が早いです。海岸に出て遊ぶことができるのですが、完全に川のような流れでした。すべるので危ないよといいながら、すべって転んでいるお兄さんがいました。(笑)
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湯野川温泉
またまた山の中に入り、今度は湯野川温泉に行ってきました。ここも下北を代表する温泉地なのですが、けっこうひっそりとした雰囲気がある、とてもいいところです。湯野川温泉には「濃々園」という日帰り温泉施設があります。普段はホントにひっそりしているのだろうけど、さすがに夏休みとあって混んでいます。もともとすごく狭い湯なのですが、動きがとれないくらい混んでいました。
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川内川渓谷遊歩道
ここは龍神が住むとあがめられてきた大滝です。湯野川温泉からわりと近いところにあります。この辺は川内川渓谷遊歩道というのがあって、とても綺麗な渓谷美を楽しみながら散策できるコースがあります。さすがにとぼとぼと歩く気にはなれませんでしたが、湯野川温泉に宿泊するのであれば、是非とも寄ってみてほしい景色だと思いました。また、このあたりは歌人が多いのか、いろいろな歌碑があったりして、文学少年にはたまらないところであります。(誰が文学少年?)
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陸奥湾
またまた海に出てきました。今度は海といっても内海です。そう陸奥湾なのです。湾とはいいながらもさすがにでっかいです。向こう岸なんか見えやしねぇって感じです。それにしても海が綺麗です。ちょうどこのあたりは海水浴場になっているのですが、なんとも空いていて優雅なもんです。まるでプライベートビーチとでもいったような感じがします。そのうえ、シャワーなども完備されていて、言う事ナッシングです。
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廃線の踏切
気がつけばもう七戸あたりまで南下してきちゃいました。北上している最中にもいくつか見つけたのですが、ここにもありました。廃線になった路線の踏みきりです。廃線マニアにはたまらない逸品です。(私はマニアではありません) それにしてもなんで撤去せずに残しているんでしょう。とても紛らわしいじゃありませんか。何度騙されたことか・・・って文句をいっても仕方ありませんねぇ。
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イカのXO醤焼き
さてさて日も暮れてきたので、夕飯タイムとまいりましょう。せっかく青森にきたので、イカが食べたくなりました。(下北はどこにいってもイカばっかり・・・) そこでスーパーに立ち寄ると、なんともうまそうなイカのXO醤焼きが売っていました。しかも激安。つられるままに買い物カゴにいれてしまいました・・・・。さっそく調理です。と〜っても柔らかくてうまいです。いやぁ〜満足。
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天間林温泉
そんなわけで満腹になったので寝ようと思ったら、「温泉」の看板発見。ついついつられて入ってしまいました。ここは天間林温泉です。知らない温泉だったのですが何か感じるものがあったので入りました。それがまた大正解です。アルカリ性の湯はかなりヌルヌル、ツルツル、スベスベです。石鹸で体を洗うと、これでもかいっというぐらいヌルヌルします。気持ちいいんだか、気持ち悪いんだかわかりません。しかも、大量に掛け捨て・・・あーどんどん湯が流れてくぅ〜、もったいない・・・・といわけで、興奮さめぬままに本日もご就寝。 Zzz...