13 Aug. 2001
8月13日(月)
2001/08/13
金田一少年の温泉簿
天気 | くもりときどき霧雨 |
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気分・体調 | はんぺん |
所在地 | 青森県三戸郡三戸町川守田 |
移動距離 | 234km |
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大釜温泉
今日もいい気分でお目覚めしました。まずは温泉でも入りましょう。ということで秋田県は乳頭温泉郷にやってきました。ここは大釜温泉という登山客とかにも人気のある温泉です。脱衣所なんかは素朴というより質素で、いかにも山小屋風なのもいいです。また露天風呂もいいですが、ここは内湯もなかなかの情緒があって気に入りました。しかし、不幸な事にカメラの電池が切れました。先ほどまで電池残量はバッチリだったのに・・・
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失意の田沢湖
せっかく憧れの乳頭温泉郷までやってきたのに、度重なるカメラの事故で一気に気力がうせてしまったので、魅力的な温泉たちを尻目にとうとう山をおりてしまいました。山を降りるとそこには田沢湖があります。日本一深い湖として有名です。見た目ではどれくらい深いのかは分かりませんが、瑠璃色の湖面はホント神秘的です。田沢湖畔にたつ黄金の「たつこ像」には観光客が群がっていました。
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田沢湖町民浴場、東風の湯
田沢湖をあとにして少しすると、「田沢湖町民浴場、東風の湯」というのが目に入りました。おや、穴場か? と思い近づくと、どうやら新しい施設のようです。こういうのはあたりはずれがあるんだよなと思いつつも入浴。けっきょくハズレでした。建物はまだ新品の香り、浴室は塩素の香り。ただシャンプーや石鹸も整っているので、レジャー帰りに汗を流したいという目的ではとてもいいかもしれないです。温泉目当てで行くのはオススメしません。
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ターミナル
携帯電話のPCアダプタを忘れてしまったので、放浪記の更新は専ら公衆電話です。首都圏ではICカード電話やグレーの電話ばかりで緑色の電話は滅多にお目にかかれませんが、地方ではその逆です。通信環境を求めて道の駅「にしね」に立ち寄りました。が、ここも緑です。駅など人が集まることの多いターミナルはグレーが比較的多いんですけどねぇ。それにしても農家直売コーナーがあって野菜が格安。思わず新鮮なトマトとピーマンを買ってしまいました。
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とぴや温泉
お次は安比高原にある「とぴや温泉」です。世界でも珍しいモルデン沸石から湧く湯なのだそうで、さらっとした湯なのにヌルヌルとした浴感が味わえる素晴らしい温泉です。しかも、4つもある源泉から注ぎ込まれた湯船はどれも源泉100パーセントだそうで、なかなかよかったです。ちょうど出た直後に高校生の合宿の集団?が来ました。危うく芋洗い状態になるところでした。なんとかセーフです。
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頭の上、ご注意くださいませ
とぴあ温泉の玄関前には、ちょうど邪魔なところ、通路のど真ん中にダンボールがありました。「頭の上、ご注意くださいませ」??? なんでしょう?
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つばめの巣
正解はつばめの巣です。つばめの雛たちがピーピー鳴いていました。しかし、これでもかというくらいど真ん中です。宿の人が客を楽しませるためにわざと仕掛けたかのようにも思われるくらいど真ん中です。こういうのも味があっていいもんですよねぇ。
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濃霧に包まれる安比高原
そうこうするうちに安比高原は霧に包まれてきてしまいました。霧のかかった森林はとても神秘的な雰囲気を醸し出しています。なんだか日本ではないような、このままどっかの異次元にでも吸い込まれていってしまいそうな、そんな不思議な気分にさせられます。
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濃霧で走行注意
と、そんなうかうかした気持ちでいる場合ではありませんでした。道路も例外なく霧がたちこめてきています。もやに消えて行くセンターラインはなんだかまた不気味でもあります。冬場はスキー客で賑わう安比高原もこの時期はわりとすいているので、くるまどおりも多くなくてよかったです。
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玄関先の提灯
さて季節はお盆の真っ最中です。地方に行くといろんな風習が見られますが、ちょうど浄法寺や一戸あたりでは、各家や商店の前にこんなちょうちんが見られました。どの家も商店もみな同じ形です。が、しかし、よくよく周りを見てみると、どうやら通りに面している家ばかりです。何か意味があるのかな? ずらりと通り沿いに並んだ姿は何ともいえない、独特の雰囲気がありました。
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金田一温泉
本日の最後は金田一温泉です。金田一温泉といったら座敷わらしが出る旅館があることで有名ですね。その旅館には行きませんでしたが、「浴宴処 スパドーム」という、一風変わった外観の温泉に行きました。ここは入口こそは普通ですが、大きな銀色のドームが2つあり、それぞれが男湯、女湯になっているんです。わりと小ぢんまりとしているように見えますが、ドームの中はわりと広いので、ゆったりとできます。温泉からあがった後は、ビールを飲んで寝ることにしました。あー、うめぇ。