地底探検の旅
15 Aug. 2010
天気 | 曇りときどき雨 |
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気分・体調 | わくわくどきどき |
所在地 | 青森県青森市浅虫字蛍谷 |
移動距離 | 147km |
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最果ての地、龍飛崎
さぁて、昨日は夜についたので真っ暗だったけど、明るくなってみると景色のいい場所にいるぞ。ここは津軽半島の最北端、竜飛崎。北の果てという雰囲気が出ているよね。とても有名なところのわりに、そんなに観光客がわんさかと訪れるわけでもなく、少し物悲しい雰囲気が漂っているのも哀愁を感じるよね。
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階段国道
さて、この竜飛崎には国道が走っているのですが、なんとこの国道、日本では珍しい(というかここだけ?)階段国道なのです。もちろん階段なので自動車は走れません。えっ、そんな国道あり?って思うかもしれないけど、国道整備の際に、図面だけでルート選定してしまい、あとで階段だと気付いたらしい。って、それもあり?
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青函トンネル体験トロッコ
津軽半島といえば、本州と北海道をつなぐ青函トンネルのあるところ。今のところ車は走れないけど列車が通っているよね。でも列車の場合は仏通は通過するだけ。ということで青函トンネルの体験坑道に入っていくことにしたぞ。斜めになったトロッコにのって、いざ海面下140メートルの海底トンネルに出発。
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いざ地底へ
体験坑道には専用のトロッコにのっていくんだけど、これがまた急勾配を下っていく。しかも8分ほどかけて地下に降りていくんだけど、これがまた本当に地底探検って雰囲気がでてて、ワクワクドキドキ。ピコーン、ピコーンと音を鳴らしながら、そのこだまする響きも雰囲気を倍増させてくれるぞ。動画はこちら。(31MB)
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青函トンネルの中
トロッコを降りると、ガイドがツアーをしてくれる。ひとくちに青函トンネルといっても、避難用のトンネルとかサブのトンネルがいくつかあるみたい。見取り図なんかみても、けっこう複雑のようだ。トンネル内には、工事の際に使用した機器が展示してあったり、冠水事故の様子などの説明もあり、苦労してできたトンネルだというのがよくわかるぞ。
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青函トンネル資料館
トンネル内を見学のあとは、再び地上に戻って資料館を見学。こちらはパネルやジオラマでの紹介であったり、ビデオなどの映像での説明があった。規模はそんなに大きなものではないけど、まぁまぁ楽しめるかな。英仏トンネルとの比較や、構造上の違いなどの説明もあって、工事の詳しいことがわからなくても、面白い内容だった。
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龍飛崎温泉
岬、階段国道、トンネルと、竜飛を楽しんだところで、やはり忘れちゃいけないのが「温泉」よ。というわけで、ここにもあります天然温泉。ここはその名も竜飛崎温泉。津軽半島最北端の温泉ですぞ。本州最北端は残念ながらここではなく、対岸の下北半島の大間温泉だけど、やっぱり最北端というのはモチベーションあがるよね。
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景色のいい露天風呂
この竜飛温泉は、岬のすぐ近くにある「ホテル竜飛」という宿泊施設にある浴場なんです。やはり最北とあるだけあって、人気もあるみたいね。ちなみに小さな、ほんとうに小さな露天風呂もあるぞ。湯はあまりパッとしない感じだけど、景色はなかなかの絶景です。風も心地よくて、気分も爽快。
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今日のランチは牛丼
国道280号線を東に向けて走りながら、今日のランチをどこで食べようか物色。ところがちっとも食べるようなところが見当たらない。コンビニさえも見当たらない。どうしようかと思ったら道の駅「たいらだて」を発見。ほんと小さな軽食処しかなかったけど、まぁいいか。ということですっかり遅くなったランチは「牛丼」です。
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平舘不老不死温泉
腹も満たしたところで温泉めぐり再開。ということでやってきたのは「平舘不老不死温泉」。すぐ近くに「湯の沢温泉」というそれなりに大きな日帰り温泉施設があるんだけど、こっちは地味で隠れたような存在。でもこのネーミングはとても惹かれてしまうね。地味だからこそ余計にローカルな雰囲気が魅力的。
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よもぎ温泉
今日はこのまま津軽半島を東海岸沿いに青森市方面へ。途中で、海を眺めながらまったりとして、髪が潮風でベタベタに。そんなわけで、また温泉に入ることにしたぞ。ここは「よもぎ温泉」という温泉施設。陽も傾き始めたところで、まったりと過ごしてみようかな。お盆ということもあり、混んでいるかと思いきや、そんなんでもないようだ。
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よもぎ温泉の湯舟
よもぎ温泉は、そのネーミングだけあって、薬草風呂が「よもぎ」入りだったぞ。鼻先をくすぐるような軽い感じのにおいがとってもいい気分。大きな湯舟の方もツルッとした浴感があって、こっちもまたいい気分。そんなわけで、のんびりと過ごしすぎて本日も終了。今日は浅虫温泉の道の駅まで行って寝ることにします。