紀州の山から海へ
29 Dec. 2023
天気 | 曇りのち晴れ |
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気分・体調 | 運転疲れた |
所在地 | 和歌山県西牟婁郡上富田町岩崎 |
移動距離 | 189km |
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くろまろくん
今朝は道の駅「奥河内くろまろの郷」からスタート。大阪府とは思えないほど静かで自然を感じる場所にある道の駅。くろまろくんというキャラクターがいるらしい。なかなか古風な雰囲気のキャラだけど、この地出身の高向玄理(たかむこのくろまろ)にちなんでいるとのこと。遣隋使として中国に渡り、帰国後、律令国家の建設に大きく貢献した方だそうな。
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風情ある滝
和歌山県側に山を越えて、橋本市を横切って丹生川沿いの渓谷を走っていると、脇に小さな滝を見つけた。「稚児ノ滝」というらしい。この先にある「五光の滝」は有名だけど、こちらは地図にも載るか載らないかのような小さな滝。でも、すごく風情があって惹かれてしまった。国道が上を跨ぐように滝があるのも面白い。
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崖崩れ注意
そして本日最初の温泉は「やどり温泉 いやしの湯」。けっこう険しい山の中って雰囲気の場所にポツンとある。そしてそのすぐ手前で落石があったようで、大きな石が道路を塞いでいた。警察の方も到着していて、脇に寄せたのかな。何とか無事に辿り着いたぞ。受付の方にも「通れました?」って聞かれた。山は危険がいっぱいだ。
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ふたで保温
山の中の温泉施設にしてはとても立派なところ。小さいけど露天風呂もあるぞ。露天風呂はお湯が冷めないように蓋がしてあった。入浴するときは蓋を外して、あがるときにはまた蓋をするように書かれていたぞ。ツルツルスルスルと滑らかな湯がとっても気持ちいい湯。とても静かだしここはおススメだぞ。
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鳥居を発見
またしばらく険しい山道を突き進む。それにしても本当に道も狭いし静かだな。するとふと脇に鳥居と赤い欄干の小さな橋を見つけた。玉山弁財天というのがこの先にあるらしい。散歩がてら行ってみようと途中まで進んだけど、けっこう急な上り坂。どのくらい先にあるのかわからないけど、あまりにも険しいので行くのはやめた。
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花圃の里
続いてやってきたのは「はなぞの温泉 花圃の里」という温泉宿。ちょっとした集落の中にある温泉施設だ。目的の場所に辿り着くと、けっこう新しい感じのモダンな宿があった。2016年にオープンしたという比較的最近の宿のようだ。とっても静かで洒落た雰囲気があった。とても空いている雰囲気があるぞ。
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小ぢんまりとした浴室
館内もとても綺麗で清潔的。レストランもあったけど、今回は入浴だけの利用にしてみた。浴場はとても小ぢんまりとしているけど、設備も新しくとても機能的な印象。お湯は無色透明の大人しい印象の湯だな。宿の雰囲気がとてもよく、とても静かな場所にあるので、都会の喧噪を忘れてのんびりと宿泊で過ごしたい場所だな。
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まさに林道
それにしても紀伊半島って本当に山ばかりだなぁ。和歌山県も海側には都市があるけど、山間部に入ると急に静かになる感じ。高野山とかもあって観光地にもなっているんだけどね。そんなわけで混雑や渋滞も無いのはいいけど、ずっと山道なのでとても神経を使うぞ。
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路肩には雪
段々標高が高くなってくると、路肩には雪がちらほらと見えるようになったぞ。特に日陰の部分だと、路面も凍結している感じだ。雪の無い地域を旅しているとはいえ、念のためスタッドレスを履いてきたので、特に問題はない感じかな。さすがにノーマルだと通れないような場所がいくつかあった。
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雪道注意
雪はいつ降ったのだろう?積もっている雪を見てもそんなに古くはないようなので、ここ2〜3日ってところかなぁ。さらに山の上までくると、スキー場かと思うぐらいしっかりと雪がある道があった。ずいぶんと降り積もっているのね。まさか和歌山でこんなに雪を見かけるとは思わなかった。
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そびえるタワー
さて、こんなに雪深い山の上だけど、その脇には高くそびえる展望台がある。ここは「ごまさんスカイタワー」。今日は晴れていて景色も良さそうだけど、冬季休業中のようで利用することはできなかった。
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どこまでも山
展望台は利用できなくても、駐車場からの眺めも悪くないぞ。どこまでも続くように見える山々が、すごく深い山の中にいるという感覚にさせられるね。晴れているので視界も良好。空気は冷たいけど、ずっと眺めていたくなるような雄大な景色だ。
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空港の眺め
さて、紀伊半島もだいぶ南下してきて、やってきたのは南紀白浜空港。もうすっかり夕暮れになってしまった。別に飛行機に乗るわけではないけど、せっかくなので立ち寄ってみた。年末の帰省や旅行の人が多いのかな。小さな空港だけどとても賑わっていたぞ。
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優雅なロビー
小さな空港で、以前にも飛行機に乗ってやってきたことがあったけど、脇に見慣れない通路がある。行ってみると新しく拡張されたロビーのようだ。国際線が就航するって話もあったけど、そのロビーなのかな? 詳しいことは何も書かれていなかったけど、すごくムードのあるロビーだった。
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穴場の海鮮
さて、せっかく沿岸部にやってきたのでディナーは海鮮にしたいなぁ。と、見つけたのが桟橋交差点の角にある「さんばし食堂」。かなり年季の入った小さな食堂。入るのにちょっとだけ勇気がいる感じ。そこで「造り定食」を注文。ごそごそと調理を初めて、さぁどうぞって感じに出てきた。素朴だけど美味しくいただけたぞ。
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とれとれ市場
白浜といえば、やっぱり「とれとれ市場」に行きたいよね。さっそく訪れてみたけど、ちょうど閉店時間だった。時間がない中、ささっと中を巡る。鮮魚コーナーをまわってみたけど、年末というのと観光地というのと、物価高もあってか、どれもいい値段しちゃっていて、手が出ない感じだった。残念。
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とれとれ亭
そして本日最後に向かったのは、とれとれ市場のすぐ近くにある「とれとれ亭」。ここはビュッフェ式のレストランと「カタタの湯」という温泉施設がある。オープンしてもう10年以上経っているみたいだけど、こんな施設があったなんて気づかなかった。食事は済ませていたのでここでは温泉だけの利用にしよう。
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とても温まる
今日はけっこう寒い日だったこともあり、夜も冷えるね。そんなわけで浴場も濃霧状態だ。でも非常によくあたたまる感じで体もぽかぽかだ。スルスルとした滑らかな触感も実感できるし、とても気持ちよく利用できた。おかげで今夜もあたたかく寝れそうだ。ということで、本日も無事に終了です。