奈良を縦断
1 Jan. 2024
天気 | 晴れのち大地震 |
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気分・体調 | 地震が凄かった |
所在地 | 京都府相楽郡南山城村北大河原 |
移動距離 | 177km |
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ニホンオオカミ
新年あけましておめでとうございます。ということで、無事に初詣も終えて朝を迎えましたぞ。そんなわけで、山を越えて奈良県にやってきた。奈良県に入ったところで山の中でニホンオオカミを発見。発見といっても銅像だけどね。昔は広くたくさん生息していたニホンオオカミだけど、急減して明治38年(1905)にこの地で捕獲されたものが、最後の捕獲記録になってしまったそうな。一度絶滅してしまうと生まれてくることは無い。それは深刻だな。
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崖に文字?
またしばらく山の中をさまよっていると、吉野川沿いの対岸に、何やら文字らしきものを見つけた。けっこう大きく書かれているので目につくぞ。「土倉翁造林頌徳記念」と書かれている。道路脇の説明を読むと、土倉さんという方が林業の発展に大きく貢献したことを記念して彫られたものだそうな。文字の大きさは1文字が2メートルもあり、全長23メートルにもなるそうだ。
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あすかの湯
さて、新年最初の温泉に入ろうと湯盛温泉に向かったけど、正月の日帰り入浴は不可とのことで断念。新年から営業しているところを探してやってきたのは、橿原市にある「あすかの湯」というスーパー銭湯。市街地にある入浴施設なので、けっこう沢山の人で賑わっている感じだ。
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洞窟風呂
とても賑わっているように見えたけど、浴場はそんなに多くの人がいるわけではなかったので、のんびりと入浴。今朝も寒かったので、とっても温まる感じだ。設備はとても充実していて、特に気に入ったのは露天風呂にある洞窟状の風呂。わりと中は広いので、妙に落ち着く感じが良かった。
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柱だけ
奈良県は歴史の町。いたるところに史跡があるぞ。すぐ近くには藤原宮跡があるというので、行ってみることにした。すると広〜い空地があり、そこでは多くの人が凧あげをしていた。ああ、正月だなぁって感じ。それにしても、ただ空地だけで何もないようだ。ん?奥に何かあるぞ。と、近づいていくと柱だけが復元されていた。大極殿院南門の跡らしい。奥には朝堂院西門と南門の柱もあった。
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灯籠が並ぶ山道
藤原宮跡が拍子抜けだったので、何か近くにあるかなぁと周りを見渡すと、ニョキッと突き出た小高い山を発見。耳成山という大和三山のひとつのようだ。平地に突如突き出ているので気になった。古い死火山とのこと。近づくと鳥居の先に灯籠が並ぶ。山頂に神社があるのかな?登ってみるとことにした。
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耳成山口神社
ほんと小さな山なんだけど、139.7メートルほどあるらしい。時間はそんなにかからないけど、急な坂道なのでけっこう体力を使うぞ。寒いと思ったのに汗だくだ。すると山頂付近に神社があった。小さな神社だけど、とても風情のある神社だ。さて、ここでもお参りをしましょう。いい一年でありますように。
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イオンモール神社
さて、そのまま大和郡山市にあるイオンモールにやってきた。そこで買い物をしていると、グラグラグラと、立っていられないぐらいの揺れ。かなり大きな地震だ。モール内は一瞬、パニックになりかけた。けっこう長く揺れていたので、震源地は遠いようだぞ。どうやら能登半島のようだ。元旦から大地震なんて。モール内に神社があったので、これからの無事も祈っておいた。
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かれい南蛮あんかけ
さて、地震はかなり大きいようで、能登半島の方は津波が押し寄せているようだ。正月で帰省している方や旅行者も多いだろうに、心配だ。奈良であれだけ揺れたからね。詳しい状況が入ってこないので不安だな。そして時間が経てば腹も減る。スーパーで南蛮が美味そうだったので夕飯のおかずに購入。
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ゆららの湯
すっかり夜になり、そして本日最後の入浴です。やってきたのは「ゆららの湯」というスーパー銭湯。でも、「天然湧出温泉」と書かれているので、天然温泉なのかな? 露天風呂が天然温泉のようで、茶色く色付いた湯だった。浴感などは特に気になるものはないけど、気持ちよく利用できたぞ。ということで、元旦は後半バタバタしたけど、無事に終了。