南紀秘湯巡り
30 Dec. 2023
天気 | 晴れのち曇り |
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気分・体調 | ワイルドだなねぇ |
所在地 | 和歌山県新宮市熊野川町田長 |
移動距離 | 77km |


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女神の湯
さて、今朝もだいぶ冷え込んでいるみたいだ。そんなわけでさっそく温泉に行くことにした。やってきたのはアイリスパークというキャンプ場の中にある「女神の湯」という温泉。さっそく辿り着くと、女将さんが出てきて本日は宿泊者以外利用できないとのこと。どうやら入口に貼り紙があったらしい。気づかなかった。引き返そうとしたら「せっかく来たのだから」とご厚意で利用させていただけることになった。ありがたや。
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あたたか〜い
浴場はとっても素朴な感じ。わりと小ぢんまりとしているようだけど、浴室はそれなりのスペースがあるぞ。さっそく浸かるとツルツルとした滑らかな肌触りの湯が気持ちいい。これはなかなか極上の湯だぞ。朝からこんないい湯に浸かれてラッキーだ。純重曹泉ってことだけど、これは気に入った。とても温まり、気分も上々だ。
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湯けむりの川
また山の方へと向かう。そしてやってきたのは湯の峰温泉。ここはいくつもの宿が並ぶ人気の温泉地だ。観光客も多いし、とても活気を感じるぞ。そして温泉街を流れる川は湯けむりが立って、まさに温泉の川となっていた。かなり昔に来たことがあるけど、だいぶ印象も変わってきたかなって感じ。
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一般湯
今回は湯の峰温泉にある公衆浴場を利用することにした。ここは「一般湯」と「くすり湯」「家族湯」というのがあって、今回は「一般湯」を利用することにした。まだ新しい施設のようで、施設も雰囲気も新鮮な印象。湯舟もゆったりと広く、そして熱いのも特徴的。外には観光客がたくさん居たけど、浴場内は空いていた。
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おんせんたまご
熱い湯に浸かってすっかりあたたまった。浴後は温泉街を散歩しよう。といっても小さな温泉街なのですぐに回れてしまうけどね。目の前には湯けむりが濛々とあがる一角があり、そこでは温泉たまごがつくれるらしい。生卵を準備しておけば良かったかな。近くでも売っているけど、ちょっと高めだなぁ。
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つぼ湯
湯の峰温泉の目玉といえば、この「つぼ湯」。古くから伝わる名物風呂だ。川底から湧き出る湯をそのまま利用した湯舟で有名。ひとつしかないので貸切制だ。今日はすでに受付がいっぱいのようで3時間以上も待つらしい。以前にも利用しているので今回は入らない。昔と変わらない雰囲気がとてもいいね。
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寒空の川原
続いて向かったのは、大きな河原。水着に着替えてやってきたぞ。まさか寒中水泳? いやいや、ここは少し先に向かったところにある川湯温泉。川の底から湯が湧き出ていて、冬季になると川の一部を堰き止めて大きな露天風呂「仙人風呂」をつくるのだ。さっそく向かうぞ。
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仙人風呂
寒い冬でしかも川の中なんて、きっと寒いだろうと思うかもしれないけど、今日はわりと気温も上がり、そんなに寒くない。そしてゆったりと湯に浸かっていると汗をかくぐらいよくあたたまる。入浴客もたくさんいて、けっこう賑わっている感じ。川なので誰でも自由に無料で利用できるのは嬉しい。今日はのんびりと過ごそう。
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即席ツナサンド
しばらく温泉で遊んだところで、腹も減ってきた。そーいや、今日は朝飯も昼飯も食べてないや。もう夕方じゃん。近くに飲食店らしきものも見当たらないので、買ってあったパンとツナ缶を利用して即席のツナサンドを作成。まぁ、普通に美味いよね。これで満足。
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さつき
そんなこんなでもう夕暮れだ。ちょっと早いけど、ここら辺で本日の最後の温泉にしよう。やってきたのは「熊野川温泉さつき」という温泉施設。それなりに大きな施設だけど、どういうわけか、ほぼ貸切状態。時間帯が良かったのかな。そんなわけで、優雅に風呂に浸かろう。
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開放感ある露天風呂
先ほどの仙人風呂が、まさに川の湯だったので、川遊びをした後のように体中が生臭い。そんなわけで温泉施設でしっかりと生臭さを落とすことにする。ここは露天風呂がまた広くて開放的で気持ちがいい。しばらく貸切で楽しんでいて、そろそろ出ようかなと思ったら急に混雑しはじめた。やはりタイミングが良かっただけらしい。
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水害跡
さて、本日は道の駅「瀞峡街道熊野川」で車中泊することにした。大きな川の縁にあるのだけど、脇にラグビーのゴールポストのようなものがある。ずいぶん高いけど、その上の文字を読むと「最高水位」と書かれている。なんと平成23年の台風で8.25メートルの洪水になったらしい。こんな広大な地で大洪水とは想像しただけで恐ろしい。今日は晴れているので問題なく、そして安心して眠るのであった。