さようなら北海道
17 Aug. 2024
天気 | 曇り時々小雨 |
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気分・体調 | 寂しいなぁ |
所在地 | 日本海(苫小牧東港より出航) |
移動距離 | 146km + フェリー |
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北海道最終日最初の温泉
さて、本日はいよいよ今回の北海道旅行の最終日だ。最後にしっかりと締めくくりたいとやってきたのは伊達温泉。けっこう大きな温泉宿で、宿泊客もそうなんだけど、日帰りでの入浴客もけっこういるらしい。地元の方々も通うってことは、やはりそれなりに魅力のある温泉なのだろう。
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ずっしりと個性的な湯
設備はとてもしっかりとしていて、浴場もけっこうゆったりとしている。浸かっていてまず感じるのが、ずっしりと重たい湯ということ。透明な湯なんだけど、見た目以上のポテンシャルがありそうだ。舐めてみるとけっこう塩辛い湯だった。やっぱりいい湯だった。
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大きな吊り橋
室蘭に向かった。すると巨大な白い橋が見える。室蘭のシンボル的存在の白鳥大橋だ。この橋を渡ってみることにした。一般道なので特に通行料も無し。そして近づくと、予想以上に大きいぞ。室蘭を一望できるような感じの優雅な橋だ。
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室蘭やきとり弁当
橋を渡っていくと、その下に道の駅「みたら室蘭」があった。ここに立ち寄った目的は「くじら食堂」にある「室蘭やきとり弁当」。室蘭はやきとりが有名。だけど、ここの焼き鳥は鶏ではなく豚肉。長ネギではなく玉ねぎ。けっこう歴史のあるソウルフードらしい。さっそく食べると、甘辛くてめちゃくちゃ美味かった。
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水浸し?
ちょっと霧雨が降っているようないないような微妙な天気だけど、海を眺めながら岸壁で弁当を食べた。ちょっと気になったのが、岸壁沿いの遊歩道らしきところが水浸しなこと。本日がたまたま高潮ってわけでもなさそうなので、最初から水没状態? どうしてこうなっているのか、なんだかとても不思議だ。
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地球岬
続いて向かったのは地球岬。せっかく室蘭に来たのだから、地球岬も行っておくことにした。ちなみに名称はアイヌ語由来が訛って当て字されただけなので、「地球」とは関係ないらしい。でも、地球の丸みを感じるようなダイナミックな景色が楽しめたぞ。
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地味な名湯
どこかで温泉に立ち寄ろうとやってきたのは登別にある「いずみヴィラ」。登別というと登別温泉が有名だけど、そこからは離れた市街地にある地味な宿。あまりにも地味なんだけど、駐車場は馬鹿でかい。大型バスが停まれるようなので、運転手やガイド、添乗員などが停まることが多いのかな?
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足裏を刺激する
ところが、この温泉施設がめちゃくちゃいい感じ。立ち寄りで入浴してきたのだけど、宿泊で来てもいいかなって思ってしまうぐらい落ち着いた感じ。お湯もなかなか悪くないし、露天風呂には足つぼを刺激する歩行浴があったりと、穴場的な雰囲気がとても気に入った。
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静かな登別駅
どこかで食事をしたいと思い、登別駅の方までやってきた。ところが、この駅がめちゃくちゃ小さくてローカルな駅だった。登別温泉への玄関口なのかと思いきや、まぁ、空港からバスやレンタカーでの移動が多いのか、列車の需要はそんなんでもないのかな。
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へそから水
駅の目の前に面白い像が立っていた。「鬼っ子ゆ〜くん堂」って書いてある。子どもの鬼のようだ。その鬼なんだけど、へそから水がチョロチョロと流れている。この泉には恋愛や子宝の力があるんだそうな。
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木村屋丼
ものすごく地味な駅なのに、隣接して「ヌプル」という近代的で新しい交流施設ができていた。ちょっと場違い感もあるほどの立派な施設(笑)。そこのフードコートにある「まる丼木村屋」で「木村屋丼」を注文。これがまたびっくりなのが、鮮度もいいし、安くてボリューミー。どうやら有名な鮮魚店が経営している店とのこと。ここもいいね。
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ロコン
ヌプルの目の前にマンホールがあったのだけど、その蓋の図柄がポケモンの「ロコン」だった。日本中にいろんなポケモンのマンホールがあるけど、ロコンなんて、北海道らしい感じもあるね。
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美人の湯
今日は夜に出航のフェリーで帰る予定。まだ時間があるので帰る前に最後に締めくくりで温泉に入ろうかな。と、適当に近くの施設を探す。すると虎杖浜で「ホテルオーシャン」という施設を国道沿いに見つけた。けっこう大きな建物だぞ。どんなところだろう?
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マニア向け?
館内に入ると、何だか妙に廃れた雰囲気。看板は新しい感じだったけど、館内はけっこう年季を感じるぞ。そして脱衣所も浴場もけっこう古びている。あれ、失敗したかなぁって思ったけど、ん? いや、けっこういいかも。古いけど元々の設備はしっかりとしているし、何よりもゆったりとしているし、温泉がツルツル、変な消毒臭もくなく気持ちがいい。穴場的な雰囲気もとてもいい感じだ。
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冷凍サウナ
水風呂の脇にサウナがあったのだけど、高温サウナとは別にもう一室ある。スチームサウナかなぁと中に入ると、なんと、めちゃくちゃ寒い。業務用の冷凍庫のような感じ。冷凍サウナだな。キュッと引き締まるような寒さが気持ちいい。なかなか手の込んだ浴場だ。とても気に入った。
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いざ乗船
さてさて、そしていよいよ北海道を離れる時間となってきた。やってきたのは苫小牧東港。帰りはここから新潟に向けて帰る。大きな台風が来ているので、太平洋側は波が高い様子。なので出航直後は揺れる予想。でも巨大な船なので、そんなには揺れないかな。いよいよ乗船だ。
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晩酌
船に乗り込むのにすごい時間がかかった。まぁ、お盆帰りのピークだもんね。ようやく乗り込んだところで、夕食タイムだ。もう食事をするのも大変なので、途中のスーパーで買った刺身をつまみにして、飲んでさっさとゆっくりとしようと思う。
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さようなら北海道
飲み始めたところで間もなく出航。これでいよいよ北海道ともお別れだ。長いようでやっぱりあっという間だったなぁ。苫小牧東港は、周囲は倉庫ばかりで、あまり景色は面白くはないな。
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マジックショー
風呂に入ってさっさと寝ようかなと思ったら、船内でマジックショーが行われるとのこと。まぁ、せっかくだから見てみようかな。まぁ、ちょこっとしたショーだけどけっこう面白くて楽しめた。そんなわけで、本日も無事に終了なり。