13 Aug. 2004
8月13日(金)
2004/08/13
高まって花火大会
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | 疲れたぁ・・・ |
所在地 | 香川県高松市生島町 |
移動距離 | 110km |
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第七十二番札所 我拝師山 曼荼羅寺
おはよーさん。今朝は七十二番の曼荼羅寺からスタート。今日もずいぶんと暑いみたいだね。朝なのにすでにジリジリの太陽。さてこのお寺は巨大な松の木があることで有名らしい。なんといっても枝まわりが20メートルほどもあるそうですごーく立派だったらしい。らしいというのは、実はおととしの春に松くい虫にやられて枯れちゃったそうです。ぎょえっ。
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いちじく
そーいや、このあたりはあちらこちらにイチジクが売っている。道路端や境内なんかで無人販売していたりするんだけど、昨日はどこも売り切れで手に入らなかったのよね。今朝はいっぱい並んでたのでさっそく購入。ワンパック250円なり。そんでお味は、うん、甘い。冷えてないけど朝飯がわりに食べちゃった。
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第七十三番札所 我拝師山 出釈迦寺
続いて七十三番は出釈迦寺。さっきの寺のすぐ近く。そんでもってまだ青いみかん畑の中を突っ切ります。さてさてこの周辺のお寺は大師様の幼少の頃のエピソードいっぱいの地域。なんとこの寺は、大師様が仏になりたくて崖から自殺しようとしたら、途中で天女と釈迦があらわれて助けたそうな。そんな理由で後になってこの寺を建てたそうな。って要約しすぎたかな。
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第七十四番札所 医王山 甲山寺
続いていくぞ。七十四番の甲山寺。ここはセメント工場みたいな場所を通り過ぎたところにある。しかも超広い駐車場。そのわりには小ぢんまりとした静かなお寺だったなぁ。蚊にも刺されたし。ところでこのあたりの寺は「さわやかな声でご案内します。」と書かれたパネルが置いてあるんだけど、「さわやかな」というのがひっかかって、怖くてボタンを押せなかった・・・。
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第七十五番札所 五岳山 善通寺
さて七十五番の総本山善通寺にやってきた。ここは大師様の誕生の地とあってすごーくデカイ寺。すでに観光地と化しているからね。駐車場も広いし、それより観光客も大勢いるしね。そこでこんなのを発見。記念撮影にもってこいだ。あなたもお遍路だ。といったところで同じ格好をしている僕にとってはまるで意味無し。
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戒壇
さてこの善通寺はいろいろ遊べる。大師堂の地下にはお戒壇巡りが楽しめちゃうのよ。宝物拝観料とあわせて500円するんだけど、せっかく来たからには楽しまなきゃね。そんなわけで真っ暗な道を進む。マジで真っ暗。自分の手も見えない。しかもけっこう長いぞ。善光寺より大きいかも。そんで中央につくと大師様の声を再現したという音声が流れて拝んだらさようなら。出口にでたら宝物見物にGoなのだ。
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第七十六番札所 鶏足山 金倉寺
どうやら四国の北部はお寺の密集地の連続らしい。次から次へと目がまわるような感じでお遍路ですわ。ということで七十六番の金倉寺。それにしても今日のお寺はどこも巨木が目立つなぁ。それだけ古いってことかな。それからこのお寺は境内のあちらこちらでかわいい七福神がお出迎えしておりますぞ。まだ新しいので、変化をつけるための工夫なのね。
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第七十七番札所 桑多山 道隆寺
七十七番は道隆寺。ここは境内に沢山の観音様が祀ってあるところ。観音様だらけというのも珍しいところですなぁ。それにしてもみんな同じ顔、大きさ。大量生産なのね。しかもそんなに古いもんじゃないぞ。これからの時代、お寺も個性を求めなきゃいけないのかしらん。
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さぬきうどん
そーいや、さぬきうどんの本場にいることに気がついた。どっか有名店で食べたいなと思って探したのは「飯野屋」さん。けっこう芸能人とかも食べに来ているらしい。そこでの名物は肉うどん。かなりジューシーで濃厚。せっかくだから小さなセルフの店にしようかとおもったけど、まだセルフデビューしていないので、いきなりセルフの有名店は怖くてやめた。(小心者)
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第七十八番札所 仏光山 郷照寺
お腹も満たしたところで、近くのコインランドリーでお洗濯。そして次に向かったのは七十八番の郷照寺。今日はどんどん行っちゃいますよ。頑張らないと結願しきれないからね。結願って八十八箇所全部まわり終えることね。そんで最後に高野山に行けば満願なんだそうな。さてさて、この郷照寺。地下があって降りてみると金ぴかぴん。黄金に輝く観音様?がいっぱいいる。それにしてもすごい数。目がくらむぅ。
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かんぽの宿坂出
さすがにお寺ばかりだと疲れる。つーか、このあたりには温泉があまりないらしい。手持ちのガイドにも地図にもないしね。もう汗だくで辛いんですけど・・・。そういやもう坂出市に入ったみたい。ん?そーいや昨日のかんぽの宿で温泉のポスターを見たのを思い出したぞ。確か坂出のかんぽの宿に温泉があるというポスター。さっそく地図で場所を確認。そう遠くはないぞ。立ち寄りできるのか知らんけどとりあえずゴー。そんなわけで温泉にありつけたのでした。しかも油臭のツルツル温泉。かなり個性的だけどすごくなめらかでいい湯でした。気に入ったぞ。
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パノラマ景色
それからこの温泉はお湯だけじゃない。なんといってもその景色。平地に面した山の中腹にあるので、坂出市の街が一望。さらに、瀬戸大橋がずずずぃーっと伸びているのまで見わたせる。すげぇすげぇ。これってかなりグーじゃないの。浴室からもばっちり。とにかくすげぇ。客室からも見えるみたい。今度は泊まりにこようかな。
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第八十一番札所 陵松山 白峯寺
温泉に目がくらんで先に進んだところ、なんとすぐ近くに札所が。でもここは八十一番の白峯寺。別に遍路の順番なんてないわけで、どっから周ろうが、決まりはない。たまたまキリがいいので今回は一番からまわったけど(それを順打ちと言う。逆周りは逆打ち)、たまには乱れ打ち(?)もいいかな。そんなわけでここもかなりの山の上。瀬戸内海を見下ろす絶景なんだよね。駐車場からの眺めが最高よん。
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第八十番札所 白牛山 國分寺
逆打ちしているので次は八十番の国分寺。さっきの寺で会った人がここにもいた。ということはその人たちは逆打ちなのかな? さてこのお寺は大師堂が売店の中。つーか、納経所の中? お寺の人の目の前で自己流の読経は度胸がいるなぁ(寒)。そこで見つけた金箔大師。売店で金箔を買ってこの大師様に願かけて貼り付ける。まだ全身は染まってないぐらい新しいもの。商売っ気旺盛だねぇ。でも面白いじゃない?
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第七十九番札所 金華山 天皇寺
さてさて七十九番の天皇寺。この寺も神社と一緒。つーか、神社を横切る?ここも神社の方が大きいみたい。お寺は隅っこって感じだった。そんなわけで今日はずいぶんと一気にまわってしまったなぁ。でも決して手抜きはしてませぬぞ。近いからすぐまわっちゃうのよね。しっかりと拝んで、ご利益に期待しなきゃ。(他力本願)
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かつおどん
さてさて、これからどーすんべ。あんまり考えてなかった。なんわけで近くの温泉を検索。すると少し先に温泉施設を発見。その名も「ほっこり温泉神様の湯」。何とも怪しげじゃのぉ。しかもかなり細い道でわかりづらいところ。でも大きな日帰り温泉施設。ついでにそこのレストランで夕食。今夜は「かつおどん」700エンなり。うん、なかなか美味い。ちなみに温泉は塩辛いお湯ざんした。
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花火
食後にまた温泉に入っていると、みんな騒ぎ始めた。「そろそろですかね?」「あー、そろそろですよ、はじまったかな?」。何の会話かと思ったら近く(そんなに近くじゃないけど)で花火大会。露天風呂からもばっちり見えるぞ。しかも、けっこう大規模。すごくいっぱい花火をあげてる。すげぇ。ところで女湯のお姉さん素っ裸なのに乗り出しすぎ。通行人からも全部丸見えですぞ。若いからいいのか?そんなわけで本日も終了。いよいよラストが見えてきたぞ。