南へ

天気	晴れてまっせ
気分・体調	鼻がむずむず
所在地	熊本県熊本市
移動距離	234km

• 

  湯の里温泉共同浴場

  昨晩は雲仙温泉の関荘におじゃましました。夜が明けて朝風呂に入り朝食を食べたところで、まずはすぐ近くの湯の里温泉共同浴場へ。今回はここには入りませんでした。というのも朝風呂に入ったばっかりというのと、以前立ち寄ったことがあったので、今も変わらずあるのかなぁという感覚で寄ってみました。前に来たのは６年も前になるのですが（そのときも放浪の旅でした・・・）、そのときのまま素敵な雰囲気を醸し出していました。いつまでもこのまま、健在でいてほしいと願うのでありました。

• 

  小地獄温泉

  そして次に立ち寄ったのは小地獄温泉の共同浴場。ログハウス調の洒落た造りの建物でガイドブックでの写真もとても興味がそそるものだったので期待していきました。さっそく中に入ると、期待を裏切らないとてもいい雰囲気。白濁した湯と高くてダイナミックな天井、３メートル近い打たせ湯などどれをとってもいい感じ。思わず予想外に長湯してしまいのぼせてしまいそうになりました。平日にもかかわらず、けっこうな人気ぶりで客が尽きることがありませんでした。

• 

  土石流に埋まった旧市街

  雲仙から小浜温泉とは反対側に下って、島原の町にやってきました。島原城を見物したあと、水無川の道の駅に向かいました。ここはまだ記憶に新しい雲仙普賢岳の噴火の際に火砕流と土石流で被害をこうむった水無川沿いの旧住宅街。今はその一部が屋ね付きで保存されていました。当時のままそっくり残っているので、とても痛々しさが真正面から感じられ改めて自然の偉大さというか、恐ろしさを思い知らされました。まだこの辺りは保存地域に指定されている家屋のほかにもまだまだ沢山の民家が埋もれたまま放置されていて、とても感慨深い妙な気持ちになりました。

• 

  味なし炭酸ジュース

  少し長崎周辺でうだうだしていて時間がなくなってしまったので、思いきって高速にのり福岡県の船小屋温泉にやってきました。ここは日本一の含鉄炭酸鉱泉ということで是非とも一目見ようと船小屋鉱泉場へきました。ここではその含鉄炭酸泉を自由に飲むことができます。飲んでみてびっくりしたのが、噂には聞いていましたがものすごい炭酸の量。ガムシロップを入れればそのままサイダーの出来あがりっス！　ジュースに入れればそのままファンタにもなっちゃう。すげぇーのただ一言です。

• 

  船小屋温泉

  そして、鉱泉場のすぐ隣になる船小屋温泉共和国なる不思議な世界に行って来ました。ここはいわゆる健康ランドみたいなところで、通常はけっこうな料金を払わなければならないのですが、ダイエーホークス優勝ということで５００円でお釣りがくるという破格値キャンペーンをやっていた。これは行かなきゃ損というわけで行ってきたのだけど、とっても妙な雰囲気。とても気合が入っていてよろしいっていうか、いろいろな面で工夫がされていて好感が持てた。また、露天風呂や薬草風呂には漢方薬をそのまま混ぜてあり、モロに漢方薬の臭いが鼻を刺激した。この文章を打っている最中も体から漢方薬の臭いがしてきて変な気分です。まぁ、そんなこんなで健康ランドですべての風呂に入ろうとはしゃぎすぎたので、かなり体力を消耗してしまったので、そのまま高速道路にのり北熊本のサービスエリアで就寝するハメに・・・おやすみなさい。