25 Oct. 2000

10月25日(水)

2000/10/25

悪夢のはじまり

天気 くもり
気分・体調 ぐったり・・・
所在地 熊本県阿蘇郡阿蘇町
移動距離 211km
行動範囲地図
  • 野生動物をよく見かけます

    野生動物をよく見かけます

    小鹿のバンビじゃないけど、鹿です。夜間移動しているとよく野生動物と遭遇することがあるけど、ここは鹿天国です。今日だけで10頭以上の鹿と逢いました。あと多いのがタヌキかな、しょっちゅうチョロチョロしています。次にウサギが多かったです。単にクルマなんで大きい動物の方が気づきやすいのかもしれないけどね。それにしてもほかの動物はすぐに逃げるのに、鹿だけは逃げないし、堂々としてますね。

  • 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅

    南阿蘇水の生まれる里白水高原駅

    前々から気になっていた、「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」。そうなんですよ、「みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげんえき」という日本一長い駅名なんですねぇ。(今でもそうだよね?) どんなところか一目見てみようと来たのですが、けっこう洒落た駅舎でした。でもご覧の通りの無人駅。切符は車内で販売しているそうです。ちなみに電車には「ワンマン」って書いてありました。(バスみたいだね)

  • 地獄温泉清風荘

    地獄温泉清風荘

    本日の最初の温泉は、地獄温泉の清風荘です。昨日は極楽温泉だったので、今日は地獄温泉というわけです。(何で?) ところがちっとも地獄じゃありません、むしろ天国です。日帰り入浴料が400円と安いわりに4ヶ所のお風呂に入れるという豪華さ。ここは混浴のすずめの湯。半露天風呂でおばちゃんたちが沢山いました。もともと泥湯だったらしいけど、ちっとも泥なんてなかったです。枯れたしまったのか、それとも日が悪かったのかはわかりません。けっこう気に入って、すべての温泉をめぐるだけで数時間かかってしまいました。

  • 阿蘇下田城ふれあい温泉駅

    阿蘇下田城ふれあい温泉駅

    次にすぐ近くの垂玉温泉に向かう予定でしたが、地獄温泉でお風呂を堪能しすぎて時間がなくなったので、阿蘇下田城ふれあい温泉駅へ行きました。ここは駅舎の中に温泉があるというユニークなところ。列車の旅をしている人にとっては少し早目に駅に行き、列車が来るまで温泉に浸かっているというのが便利。綺麗でシャンプーとかも揃っているけど、けっこう狭いので大勢での利用は避けた方がいいのかな。

  • 産地直売でピーマンを購入

    産地直売でピーマンを購入

    ここは久木野温泉「木の香湯」。 せっかく通りかかったのでこれも何かの縁というわけで入浴しようかどうか悩んだあげく、今日は天気も悪くて眺望が悪いので、次回に繰越(っていつ?)することにしました。せっかくだったら天気のいい日に阿蘇の山々を眺めながら入りたいからねぇ、というわけで入りませんでしたが、ログハウス調に加えガラス張りという洒落た感覚の造りは一般受けしそう。今回はすぐ隣の産地直売コーナーでピーマンを買うだけにとどまりました。

  • 俵山温泉「泉力の湯」

    俵山温泉「泉力の湯」

    そして次に向かったのは俵山温泉「泉力の湯」。日帰りの温泉施設だけど、去年の9月にオープンしたばっかりの温泉ということで超人気の温泉スポットだとか。ここは単純温泉なんで湯はそこそこでしたが、ロケーションとユニークな湯舟があるということで期待して行ってしまいました。確かにロケーションはバッチリ、今日は雲ってたのでそんなに眺めは良くなかったですが、まあまあでしょう。面白いのはこの写真の弥次喜多風呂。一人用の石桶の湯舟。面白いのでずっとこれで遊んでました。(子供か俺は・・・)

  • 一の宮温泉センター

    一の宮温泉センター

    すっかり夜になったと思ったら、今日は久しぶりに冷えるみたい。昨日まで夜も暑かったのにということで、温まる為に一の宮温泉センターに行きました。ここで面白かったというか気になったのがこの意味ありげな湯の注ぎ口で、空洞になった石の裂け目から湯が出ている。片方にはコップが置いてあって、もう片方には飲料不適と書かれていた。飲み応えはあるおいしい湯だったのでまたもやゴクゴクと大量に飲んでしまった。(本当は温泉のがぶ飲みはいけないんだよね)

  • 溝に落ちて動けない

    溝に落ちて動けない

    気分も良くなったところで山に登ろう!なんて思っていたらガソリンが無くなってきた。まずは引き返してガソリンを入れねばというわけで山道でUターン。と、その瞬間エンジンが止まった。バックギアに入れたのに前へトロトロ・・・ガタン。やっちまったと思った頃にはまだ事の重大さがわかってませんでした。再度エンジンを掛け直してバックしようとしたが、どうやら完全に前輪が溝に落ちてるみたい。FFなんでもうアウト。タイヤよりもはるかにデカイ溝でどうにもこうにもなりゃしない。

  • 完全にハマってる

    完全にハマってる

    クルマを持ち上げようにも1トンもの重量を一人で持ちあがるわけがない。溝の深さは約1メートルで幅が80センチといったところか。クルマなんてほかに通らないような時間と場所。携帯電話も圏外。外灯も無ければ今日は曇りなので月明かりや星も見えない。ライトを消すと真っ暗闇。また鹿にバカにされてしまう前になんとかしなくては・・・ ジャッキを利用して持ち上げようとしたらバランスが不安定だったのか、両車輪とも完全にハマった。

  • ようやく脱出成功

    ようやく脱出成功

    そうこうしているうちにガスってきて視界が段々と悪くなってきた。雨もシトシトと降り始めてきた。ジャッキを入れるスペースがないので後輪を持ち上げて、隙間をつくって木材を挟み・・・・・・・・と試行錯誤すること約3時間。ついに脱出成功。その間に鹿やタヌキは現れずにすんだけど、手にはマメができて汗はびっしょり、のどはカラカラ。気づけばもう午前3時、そのまますぐ近くの路肩で寝ることにしたのでした。