4 Nov. 2000
11月4日(土)
2000/11/04
千手観世音菩薩の奇跡
天気 | めちゃくちゃ暑いくらい晴れ |
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気分・体調 | 九州をさようなら・・・ |
所在地 | 福岡県豊前市 |
移動距離 | 166km |
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日出温泉
今日はめちゃくちゃ天気がよくなりました。朝からすごい暑いです。というわけで本日の最初は別府からもすぐ近くの日出町の日出温泉です。糸ヶ浜海水浴場のすぐ目の前にある大分厚生年金休暇センターなんですが、ものすごく豪華なところです。名前だけだとなんかたいしたことないかななんて感じだったけど、結婚式場からテニスコートまで完備のリゾートホテルって感じです。その露天風呂がまた景色がいい。崖の上にあるものだから、目の前の糸ヶ浜から大分の臨海工業地帯までホントすばらしい。気に入ったのはいうまでもないです。
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国見温泉あかねの郷
続きまして国東半島に向かいました。こんなところにも温泉はあるんだって感じです。まずは国見温泉あかねの郷、六郷の湯です。比較的小さな浴場だけど、雰囲気はまあまあ。露天風呂からは目の前に両子山が眺められるので景色もいいです。露天風呂のところにある打たせ湯は自分で湯量から湯加減まで自由に調節できるのが面白いと思った。打たせ湯は周りを石壁で囲まれているので景色は見えないけど、気持ちいいのでずっと打たれていました。
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ほうらいの里
そして距離的には比較的近くにある真玉温泉のほうらいの里「仙人湯」に行きました。ただ山の中なので直接行ける道路がなく、しかも途中工事もしていたのでぐるりとまわって行ったのでけっこう遠回りしてしまいました。ここはなかなか面白い感じのところで、効能がデカデカと壁に書かれているのがすごい印象的。ログハウス風の建物もなかなかよかった。湯は黄色い湯でほんの少しすっぱいようなしょっぱいような味がしていました。
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天台宗應暦寺
ほうらいの里のけっこう近くにある天台宗應暦寺。千手観世音菩薩や不動明王、観音石像などで有名。もう夕暮れというか日没間際ということで慌ててお寺にかけこみました。ただでさえ静かなお寺は、ほんと静まり返っていました。お賽銭をあげて本堂にあがり中に入ったところで不思議なことが起こりました。突然胸が苦しくなり、何かが憑依したように悲しくなって涙がとまらないのです。だんだんと暗くなっていく中、真っ暗になるまで観音様の前で泣いていました。怖いとかそういうまったく気持ちはなく、懐かしいような温かいようなそんな妙な気分でした。姿は見えなかったけど、死んだ婆ちゃんに逢った感じがしました。ホントはずっとそこにいたい気分だったけど、旅行の途中でもあるので帰ることにしました。今、思い出してもホント不思議な体験でした。(自分はちっとも霊感なんかはないです。念の為)
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豪華すぎる夕食
さてさて不思議な体験をしたあとは、腹がへるもの。(ホントか?) 今日の夕飯は豪華にいってみました。今夜のメニューはシシトウを炒めて醤油で味付けたもの、エビ天巻き、ボラの刺身、豚肉の生姜焼き、ポテトサラダです。スーパーに行ったら、どれもこれも食べたくなってしまっていろいろと買ってしまいました。おかげで満腹というかはちきれそうな感じで何ともいえない満足感。ただシシトウがあまりにも辛くて少し残してしまいました。いっぺんに調理するんじゃなかったと、後悔してます。
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天狗の湯
お腹もいっぱいになったところで、本日のしめくくりの湯と行きましょう。そんなわけでいつのまにやら福岡県に突入。豊前市の豊前温泉に行きました。カラス天狗のキャラクターはいいのですが、ここの湯は内湯も露天風呂も塩素キツ過ぎ。臭いもそうだけど、肌への刺激が塩素系のものでした。ただサウナは熱くて気持ち良かった。それから水風呂の隣に温泉水と書かれた蛇口があり、コップがおいてあったのでこれが源泉なんでしょう。無色透明、無味無臭だったけど、なめらかなぬるま湯(ほとんど水)でした。そんなこんなで九州最後の日は過ぎてゆくのでした。