21 Oct. 2000
10月21日(土)
2000/10/21
霧島へ
天気 | 昼間は暑くてたまらんぞ |
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気分・体調 | お肌がツルツルすべすべ |
所在地 | 鹿児島県霧島温泉 |
移動距離 | 119km |
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ワイルドな和気湯
今日もすがすがしい朝がやってまいりました。眠気覚ましに妙見温泉の和気湯に行ってきました。ここは妙見温泉街から細い道を歩いて10分くらいのところ。ここは川沿いですが小道のすぐ脇にあり、しかも脱衣所らしきものもないですがホント素晴らしい湯でした。まずは湯舟の底にかなり堆積物がたまっていたので軽く掃除してから入りました。けっこう濁っている湯かと思いきやとてもクリアな湯で、体中を炭酸の泡で包み込む素晴らしい湯。湧いている湯を飲んでみると鉄の味とシュワシュワ感、まさにホット鉄サイダーって感じです。朝一からずいぶんといい湯にめぐりあいました。
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犬飼の滝
この和気湯の先を少し進むと犬飼の滝という素晴らしい滝がありました。規模はそんなにデカくはないものの、見ごたえ十分のかっこいい滝。こんなに素晴らしい滝なのにわりと静かなところでもったいないという感じがしてしまいました。それにしても自然ってほんとに素晴らしい芸術家ですよねぇ。脅威であるとともに、偉大で厳しく、時に優しい、旅を続けていると自然のありがたみがつくづく身にしみて感じますねぇ。滝といえば、日本の滝百選をすべて制覇するぞなんて考えていた時期もありましたが、けっきょく考えていただけで実行してないなぁ。それよりも日本の温泉百選を制覇するのもまだまだ先のことになるのかなぁ。日本て狭いようですが、とてもじゃないけど一生かかっても周りきれないほど見所ってあるんだよねぇ。最近つくづくそんなことを考えるようになったのであった。
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とっても牧歌的な風景
和気湯の帰り道。ふと周りを見るとなんとも言えないのどかな風景。この写真でどこまで雰囲気が伝わるかはわかんないけど、自分の中のイメージだとこんな感じがのどかな風景だったりもします。牛が寝そべっている牧場なんてのものどかだったりもしますが、日本ののどかな風景百選があったらきっとこんな感じのものも含まれるんだろうなぁと妙なことを考えたのでした。
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飲める温泉
妙見温泉街まで戻ってきたところで「飲める温泉」と書かれた飲泉場を発見。当然の事ながらさっそく飲んでみました。う〜ん、比較的まろやかで飲みやすいですねぇ。しかし、適量を少しずつ飲む分にはいいけど、こう毎日あちこちでいろんな温泉を飲んでばっかりいると、結果的に体にいいのか、悪いのかわからなくなってきてしまいそう。どこの温泉も1回に飲む量は100ミリリットルとか200ミリリットルまでとかって書いてあるもんねぇ。ここんところ毎日、1リットル近くは(?)あちこちの温泉飲んでいるんじゃないかな。
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日当山温泉
続きまして山を少し下って日当山温泉へ行ってきました。ここは西郷どん湯という名の公衆浴場。名前の由来はそのまんまです。何がそのまんまかっていうと西郷隆盛が晩年よくこの湯に浸かっていたからだそうで、脱衣場のところには坂本竜馬やら西郷隆盛についての資料が置かれていたりしました。湯の方は熱めのあっさりとした湯でいかにも西郷隆盛が好みそうな湯でした。(べつに西郷隆盛と知り合いだったわけではありません。想像です。)
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新川渓谷温泉郷の野湯
またまた山の方へ向かっていった先は、新川渓谷温泉郷のところにある川辺の温泉。国道のすぐ脇にあるのに看板も何も無く見落としがちなところにある湯。寸志を入れる料金箱が設置されているだけで無人。けっこういいロケーションなので100円を入れていざ入湯。と思ったらけっこうコケで汚れているし熱かったので、まずは掃除からはじめました。ある程度綺麗になったところで湯温を調節して入りました。はじめ白濁していた湯は新鮮な湯になったのでクリアな湯になりました。それにしてもじつにいい感じのロケーションで思わずたたずんでしまうのでした。
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中津川温泉
妙見温泉からもそんなに遠くないところにある中津川温泉。鉱泉ということらしいがアトピーに絶大な効果があるという噂があるんだとかで、この鉱泉水がとても人気があるとのこと。比較的新しい温泉施設なんだけど、そんな湯の湯舟と床はその成分のせいですばらしい堆積物の芸術が出来あがっていたのでした。ミネラルが豊富だという湯でたしかに入浴後に肌がつるつるした感じがしたのでした。これから先、どう発展するかが楽しみな湯かな。
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霧島民族資料館の中にある温泉
今日もまたずいぶんといろいろと周ってしまった1日でした。本日の最後をしめくくるのは霧島神宮温泉です。ここは霧島民族資料館の中にある温泉で寸志で利用することができる露天風呂。男女別につくられたミニ庭園風の露天風呂はとても立派なもので感動。ただ湯がめちゃくちゃ熱くて入れない。一生懸命湯もみをしたりして少し冷まして入ったけど、体が熱さがジンジンしてきます。まぁ、これも湯の楽しみ方のひとつということで、ゆっくりと掛け湯しながら楽しみました。
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暮れなずむ地平線
いよいよ夕暮れも迫ってきたところで、道の駅の霧島に行きました。ここはちょうど見晴らしの素晴らしいところにあってロマンチックなところです。けっこうまわりにはカップルなんかもいたりしてました。しょうがないので私はスーパーで買った新高梨を剥いて食べました。(脈絡なし) それにしても1日はあっという間に過ぎてしまいます。道の駅で知り合った人たちとあちこちの土産話で盛り上がり夜が更けていくのでした。