12 Nov. 2000
11月12日(日)
2000/11/12
こまったもんだ
天気 | 曇りというか、ちょっと雨かな? |
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気分・体調 | らららのら |
所在地 | 愛媛県温泉郡川内町 |
移動距離 | 134km |
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今治湯ノ浦温泉の温泉スタンド
今日のお目覚めは「道の駅 今治湯ノ浦温泉」です。何か面白そうなものはないかなと散策していると、湯ノ浦温泉の温泉スタンドがありました。なんとここは100円で100リットルという超破格のお値段。すげぇー太っ腹じゃんって感じ。さすがに温度が低いので沸かさなくてはなりませんが、こんだけ安ければ毎日家庭で温泉が楽しめちゃうじゃありませんか。でも、自分が見ているかぎり誰も買いに来ませんでした。人気ないのかなぁ?
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地下にある展望風呂
そしてその湯ノ浦温泉に来ました。ここは今治湯ノ浦ハイツです。けっこうすごい豪華なホテルですが、500円でお風呂は入れます。フロントで入浴券を購入すると「展望風呂へは地下へ行ってください」とのこと。展望なのに地下? 行ってみるとなるほど、ホテル自体が高台にあるので、地下といってもロビーより低くなっているだけで、見ごたえ抜群の絶景風呂でした。湯は磯の貝の煮汁のような臭いで、思わず海産物が食べたくなる湯でした。
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地下4階の別館美賀登
お次は鈍川温泉の別館美賀登のお風呂です。鈍川温泉といえば伊予三湯のひとつ。ホントは二本杉旅館の風呂に入りたかったのだけど、電話をしてもつながらないので諦めました。でもこの別館美賀登の風呂はよかった。フロントで入浴料を払うと地下三階までエレベータで下がって、その下の地下四階がお風呂ですとのこと。いくらなんでも地下四階に風呂かい!って感じだったけど、行くと脱衣所からさらに下に下りる。つまり地下5階に風呂があった。だけど、深い渓谷の谷底を流れる川が目の前に見え景色は最高。
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渓谷を優雅に泳ぐ鴨
この渓谷がまた、ホントに綺麗なんです。しかも鴨がいっぱい。サカナもいっぱい。風呂から鴨が泳ぐ姿を眺めながらの入浴ってのもなかなかいいカモね。って下手な駄洒落を言いたくなるような素晴らしいロケーション。だてに地下5階の風呂じゃないね。日によって変わるのか、地下4階は女湯になっているみたいでした。湯そのものは無色透明・無味無臭だったけど、ツルツルする湯でまあまあでした。
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石鎚山温泉
夕方から洗濯をしていたらすっかり真っ暗になってしまいました。慌てて今度は石鎚山温泉に向かいました。西日本最高峰である石鎚山のロープウェイ乗り場の目の前にある温泉。土日と祝日のみの営業とあって慌てていくと、すでに観光客など誰もいなくて、店じまいの雰囲気。ダメかなと思っていると、「温泉なら入れるよ」と向こうから声をかけてくれた。さっそく入ってみると、素晴らしい湯。浴槽はクリーム色の湯で、源泉は無色透明で炭酸がたっぷりですっぱいようなしょっぱいような、苦いような味。またまたゆっくりと入ってしまった。
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湯之谷温泉
そうこうしているうちに、すっかり夜になってしまった。締めくくりはどこにしようかなと向かったのは、湯之谷温泉。行ってみると、なんともいい感じに鄙びているけど、活気がある温泉宿。地元の人の銭湯替わりとして愛用されているらしく、地元の方々でいっぱいでした。浴室には瓢箪型の湯舟とサウナもあり、設備は充分。汗をかいたので咽を潤そうとカランの水を汲んで飲むと、「んっ?」なんか味がする。それどころかゆで卵のような臭いまで・・・水まで温泉のようです。すごい贅沢だなぁなんて感心してしまった。地元の方にまぎれて湯に浸かっていると、すごく落ち着いた感じになり、雰囲気もいいしとても気に入ってしまったのでした。今日も1日、ホントいい湯巡りができました。