19 Oct. 2000
10月19日(木)
2000/10/19
また来るぞ硫黄島
天気 | 雨ですぅ |
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気分・体調 | 船酔いした・・・ |
所在地 | 鹿児島県揖宿郡山川町 |
移動距離 | 船で4時間 & 142km |
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島の信仰の中枢
港のすぐ近くにある熊野神社。島の信仰の中枢といったとこか? なんてよくわからないけど、この神社は別名硫黄大権現宮と言われ安徳帝晩年の皇居跡となっているそうな。もともとこの島は流罪の島としての歴史があるため島のあちこちにはいろいろな言い伝えのある史跡が数多くありけっこう歴史好きな人にも楽しめる島みたいです。日本史とかはあまり得意でなかったけど、文化や歴史って地方によって違いがありホント面白いと思う。きっと歴史に詳しかったらもっと面白いんだろうなぁ。
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とっても小さな徳躰神社
これは徳躰神社といって港から東温泉に向かう途中の山の中にある史跡。初期の遣唐使として中国に渡った軽野大臣は、唐の皇帝の怒りにふれて毒薬を飲まされて口のきけない灯台鬼にされてしまったとか。何年かの後、息子の春衡が遣唐使として中国に渡ったときに頭に燭台をのせた父を見つけ、唐亭に無理にお願いして灯台鬼の父を貰いうけ帰国の途につくが、途中で嵐にあって硫黄島に辿り着く。しかし衰弱した父はここで息絶え、ここに葬ったとのこと。なんだか怖いような不思議な話だなぁとつくづく感心した。
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海がまるごと地の池地獄
そろそろ硫黄島を去らなくてはならない時間になったため、港に向かいました。何度見てもびっくりするけど、ほんと海の色が赤い。血の池地獄ってもんじゃないですよこれは。規模がでかすぎます。なんか逆にもったいない気もするような。だってこれってあちこちから温泉が湧いているということでしょうから・・・でも海の水は熱くはありませんでした。(そりゃそうだ)
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迎えの船が到着
お迎えの船がやってまいりました。今日は天気もちょっと悪く、風が強いので波が高いそうです。普段はあんまり酔わない方だけど、今日ばかりは覚悟しておいた方がいいのかなぁ。行きの船の中では寝不足解消のため睡眠をとっていたので、途中の海の景色や竹島などを眺めては来なかっから、帰り際に沢山見ておこうと思ったのに残念です。さらにダメ押しじゃないけど、強風で危険なので今日は甲板へ出ることも禁止だそうだ。また寝るしかないかな。
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無事、鹿児島に到着
なんだかんだでまた帰りも寝てしまったので今日は眠くならないぞってなわけないか。無事、鹿児島まで帰ってきました。もう夕方になってしまったのでそのまま、枕崎方面へ行くことにしました。途中、助代温泉に立ち寄ろうと思って行ってみたのですが、なんと今日は定休日。がっくりとして次に向かったのは枕崎なぎさ温泉。ところがけっこう混んでいる。想像とギャップが激しく断念。ということでそのまま頴娃別府温泉センターまで行きました。こちらはトロッとした感じの甘い湯ですが、想像していたよりも薄い感じでちょっと残念。とかなんとかいいながらもつい長湯してしまってぐったり。
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簡易書斎を設営
そのまま指宿方面へ。今日はクルマで寝ることにしました。今日の放浪記でも書きなぐろうってことで、ビール片手にご覧のような簡易書斎をゲット。いつもこんな感じだったりもします。一応屋根があるところを探したので雨風はしのげると思ったのですが、風も吹いてきたのでクルマに避難。せっかくゆっくりと寛げる空間をつくったのに・・・。ちなみにこの書斎は食卓兼です。今日の夕飯はアカマツダイの刺身とトビウオ寿司でした。あ〜うまかった。というところでおやすみなさい。