17 Nov. 2000

11月17日(金)

2000/11/17

泡アワー

天気 くもり
気分・体調 首が痛い
所在地 香川県大川郡津田町
移動距離 251km
行動範囲地図
  • 1時間待ちの工事中

    1時間待ちの工事中

    今日も快調な滑り出しをということで、まず最初に向かったのは、徳島県木沢村の四季美谷温泉。山奥深いところにあって自然に囲まれたいいところなのだそう。楽しみにしながら細い山道をクネクネと奥に進んでいると・・・工事中。年の瀬も迫ってきているということで、あちこち道路工事など行われていますねぇ。そんでもって、ここは通行止め。地図で別ルートを探すけど見つからない。1時間ほど待てば通してもらえるとのことでしたが、帰りのことも考えると時間もないので泣く泣く諦めました。

  • 国道193号線

    国道193号線

    国道193号線を木沢村から香川県方面に走っていくと、ホント狭くて勾配のきつい山道です。しかし、釡ヶ谷峡谷といって渓谷もすごく綺麗だし、奇岩などの絶景も多い、また、この時期ならではの紅葉がまっさかりというわけで、すごくすごく素晴らしいところでした。あいにく道がとても狭いのでクルマを停めることができなく最高潮のところは写真が撮れませんでしたが、しっかりの脳裏に焼き付けてきました。きっと夏場はまた新緑と渓谷美で一段と素晴らしいところなんでしょう。でも、対向車が来たときはかなり大変なんだけどね。

  • 幻想的な雲海

    幻想的な雲海

    山道を登り、標高が高くなるにつれて段々とガスってきました。視界もすごく悪く、はじめは幻想的なムードだなぁなんて思っていたのに、ついには10メートル先も見えないくらいでつまらない景色になってしまった。対向車のフォグランプを頼りにハンドルをきらないと御陀仏です。そしてけっこう登ったなと思ったころに視界が開けたのですが、みごとな雲海というか、天にのぼった気分にさせられる光景が広がりました。苦労して走ってきた甲斐がありました。肩や首はこるけど、疲れも飛んでしまいます。

  • ふいご温泉

    ふいご温泉

    そして辿りついたのはふいご温泉。綺麗な渓谷沿いにある温泉施設で、赤い大きな橋のたもとにある。中に入り入湯料を払うとき、あれっこんなに高かったかな?なんて思ったけどそのまま浴場へ。とても綺麗でジェットバスやサウナまである豪華なところ。こんな感じだっけなぁなんて後でガイドブックを見てびっくり、ぜんぜん写真が違う。どうやらリニューアルしたみたいです。でも、綺麗な渓谷が浴室から眺められ、しかも展望用のバルコニーまであり景色が良かったのが救いでした。湯はピリピリと舌の先に刺激を感じて苦い、泉質は緑ばん鉄泉とのことでした。

  • ボーリング中で休業

    ボーリング中で休業

    またまた山を越え谷を越え次に向かったのは美霞洞温泉。入口までくると何やら工事関係のクルマがいっぱい。あれれと思い近づくと「ボーリング中」と書いてある。おいおい、ボウリング大会かぁアベレージ200を目指すぞなんて冗談はさておきショック。電話で問い合わせてみると来年2月まで改装工事のため休館とのことでした。近くの道の駅にも温泉がありますよと情報を頂いたけど、そんなんじゃいやじゃぁと諦めたのでした。

  • 岩戸温泉

    岩戸温泉

    ここんとこずっと山道です。山道は神経使うから疲れるねぇ。ということでお次はまたまた山奥の岩戸温泉の岩戸荘です。想像していたものとは違って大きなところでした。浴室はロビーの前の階段をおりて奥。鉄筋の廊下で味気ないなぁなんて思って浴室に入ると、そこはとても風流なとこでした。ちょっとうす暗い感じだけど岩や木の質感といい怪しげな雰囲気といい気に入りました。先客に外人っぽい方がいたのですが、向こうから「こんにちわ」と挨拶してきたり、タオルの使い方や掛け湯とかしっかりしていて日本語も流暢。日系人かなぁ? ロビーで見かけた連れの金髪の女性は日本語はダメなようでした。

  • 山を滑り落ちる鳴滝

    山を滑り落ちる鳴滝

    ホント四国はどこいっても素敵な景色の多いところ。あらためて実感しました。そこでここは岩戸温泉からも近い鳴滝。そんなに太い滝ではないものの落差はけっこうあります。山肌をずっと落ちているので変化に富んだ流れを楽しむことができる。写真だとかなりわかりづらい感じですが、とてもダイナミックな感じがでていて良かったです。特に名瀑として指定されているわけではないけどなかなかの見ごたえはありました。すぐ滝の近くまでクルマで行けるのですが、今回は遠目から見た滝を楽しむのでした。

  • 金清温泉

    金清温泉

    そして今度は金清温泉(かねきよおんせん)の白鳥荘です。「白鳥の湖」との異名を持つ金清池のすぐ近くにある温泉施設で、想像していたのよりもとても素朴なところでよかったです。今日は入浴料を払う際にくじ引きを引かされたのですが、残念ながらハズレでした。一等はどうやらカラーテレビのようです。浴室は夕暮れだったのでちょっと暗めの感じでしたが、霧に包まれた景色も見え幻想的でした。湯舟は大小2つあって小さいほうはジャグジーになっていました。地元の方々ばかりでとても和やかな雰囲気でした。

  • 鴨島温泉

    鴨島温泉

    本日最後の温泉は鴨島温泉の「鴨の湯」です。今度は山の中でなくて郊外というか住宅街にあります。立地からしてたいしたことないのかななんて勝手に思っていたら、なかなかいい雰囲気のところで驚きました。まず造りがユニークで、モンゴルのテントのような形の大きな屋根と円形の浴場。中から見上げると天井がインパクトありました。露天風呂もあってこの時期、冷たい夜風にあたりながら入る湯船っていうのは最高だいねぇ。すっかりいい気分になってしまいました。

  • 讃岐うどん

    讃岐うどん

    さてさて今日も夕食のお時間です。本日のメニューは合鴨のたたき、讃岐うどんです。海辺で小豆島の夜景を眺めながらアツアツのうどんを食べるのは最高の贅沢だね。とはいうものの値段的にはめちゃ安。うどん38円、つゆ58円、エノキ80円、エビ野菜掻揚げ100円、ということでうどんは300円かかってない。合鴨のたたきは300円でした。うどんは半分食べたところで生卵を落としておいしくいただきました。いい景色を眺めてうまいもん食って、旅の醍醐味だね。