22 Oct. 2000
10月22日(日)
2000/10/22
霧島えびのの大冒険
天気 | 晴れててめちゃ暑い |
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気分・体調 | なんかダルイ |
所在地 | 宮崎県えびの市えびの高原 |
移動距離 | 72km |
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霧島ホテルの庭園大浴場
昨晩は遅くまでホームページの編集&他の放浪者(?)達との談話で盛り上がっていたので、起きたらいい時間になっていた。まぁ眠気覚ましにはこれしかないでしょうということで温泉に行くのであった。そして向かったのは霧島ホテルの庭園大浴場。これがすごいのなんのって規模のデカさに驚きました。坂本竜馬が新婚旅行で訪れた宿だけあるなぁなんて感慨深い思いになりながら多々ある湯舟を順に巡るのでした。敷地内には源泉が数十個あって、しかも四種類もの泉質を同時に味わえるとあってなかなか面白いところで気に入りました。是非ともまた遊びに行きたいなぁ。
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霧島最古の岩風呂
贅沢な温泉を味わったところで、つぎに向かったのは無料の露天風呂。霧島最古の岩風呂との看板があり行ってみたのですが、湯舟には59度もの熱い湯が入っていたのでとてもではないけど入れません。冷ましようにも底から湧いているのか熱すぎるので桶に汲んで冷めるのを待ちました。その間、すぐ隣を流れているドロドロとした川に注目。すぐ上の地獄から流れてくるこの川は快適な温度でした。
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完全な野湯で気分も最高
はじめ足だけ入るつもりが、あまりにも気持ちがいいもんだからついつい気づいたらパンツを脱いでいました。とはいうものの入りに来る人がけっこういるようで、湯舟にちょうどいい感じのところがいくつかあって快適。底からも湧いているのかところどころ熱くなっているところもあって面白い。酸度が強いようで体がピリピリとしますが、このドロドロとした湯は気持ちがいいです。あがるときには先ほど冷ましておいた綺麗な湯をかぶって出てきました。この辺一帯は面白いところがホント目白押しです。
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慶秋園あきしげゆ
ガソリンが無くなって来たので山を下りてえびの市街地の方までやってきました。クルマの方も満腹になったところですぐ近くにある慶秋園あきしげゆに向かいました。そんなには期待しないで行ったのですが、すごくいいところ。とっても愛想が良くてきさくな受付のおばさんが印象的。ってそれよりも硫黄っぽい感じの臭いとレモン色の透き通った湯が綺麗で、中に入るとヌルヌルというかスベスベしてホント気持ちいい。
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醤油樽の露天風呂
しかも外には醤油樽として使われてた湯舟があって田園風景の景色も最高。ちなみにこの樽は醤油樽として使われる前は酒樽として使われていたようで200年ぐらいの歴史があるとのことでした。そんでもってこれらの湯は源泉100%で無加熱だというので素晴らしいじゃないですか、こんな穴場的(案外有名なのかもしれませんが・・・)存在の温泉にめぐりあえたことで今日はワクワクドキドキなのでした。
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白鳥温泉
ガソリンも満タン、いい風呂にも出会えたということでまた山に登ることにしました。(クルマでだよ!) えびの高原に向かう途中で白鳥温泉を発見。まだ終了に時間があったので立ち寄ってみました。こちらロッジ風のかっこいい建物。まわりにはアスレチックやバンガローとかがあってファミリー向けのアウトドアスポットらしい。日曜日の夕刻ってこともあって客はほとんどいなかった。きっと昼間はいっぱいで混み混みなんだろうなぁって感じです。70〜80センチ程度の透明度の湯は酸度が少々強い感じで、体がすこしピリピリと感じた。浴室の造りといい、近くまできたら是非とも立ち寄ってもらいたい湯だと感じたのでした。
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えびの高原足湯
そんなこんなで今日もあっという間に時間は過ぎて行くのであった。昼間はあんなに熱かったのに夜になると標高が高いせいかけっこう冷え込む。えびの高原の交差点のところのえびの高原足湯ですこしなごむことにした。足だけしか入らないのにけっこう暖かい。風が少々あって霧も発生していたが、夜中に入るこんな足湯もいいもんだと思った。ふと気づくと目の前に大きな鹿がいた。鹿も温泉に入るのかなと思ったら、しばらくこっちを見ていたあとどっかに行ってしまった。角が立派だったのでオスでしょう。そういえば鹿に注意とかいう看板もあったっけなぁと思いながら夜は更けて行くのでありました。